空白の時間
日々動いている中で、時々、ぽっと穴が空いた
ような日や時間が発生する。
まさに、神様からの贈り物。
このような時に何をするか。
いろいろな選択枝がある。
本を読む。
映画を見に行く。
美術館巡りをする等。
以前は、活動的に動き回っていた。
いろいろな刺激を受けるため。
この基調は、今も変わっていない。
しかし、最近はもうひとつの選択も大事にしている。
それが、何もしない事。
正確に言うと、体を休める。
仕事の幅が広がり、話す内容が深くなるにつれて、
本番に加え、その準備にかなりのエネルギーを使う。
これらに応えられるよう、ジムでさらにハードに心身を
鍛錬する。
フェンシングも、その一環。
しかし、何事も、バランスが大事。
トレーニングでは、休養もその一部と言われている。
それと同じ考え。
動き、停止し、そして考え、また動く。
一旦立ち止まる事により、見えなかったものが見えて来る。
改めて作戦を練り直し、動き始める。
脳科学者の茂木健一郎氏は、著書「感動する脳」で、
ギャップディやギャップアワーという考えを提唱されている。
感動は、脳に隙間があって、初めて感じる事が出来るという。
心の余裕と言い換えていいだろう。
空白の時間は、実は何かを産み出す無限の時間だと言える。
これからも、無の世界を味わって行きたい。
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