新幹線でお役立ち
先日、出張で新幹線に乗車した時の出来事。
前の座席に、2人の子供を抱えた若いお母さんが座った。
1人は幼稚園児、もう1人は1歳程度の乳児。
大きな荷物2つと、ベビーカーも一緒。
これは大変。
幼稚園児は、座席でぐっすり寝込んでいた。
乳児は、立ち上がって、周りに愛嬌を振りまいている。
全然、じっとしていない。
やがて、米原が近づいた所で、降りる準備をし始めた。
私と同じく、米原で下車するつもり。
幼稚園児を起こし、立たせる。
乳児を抱いて、ベビーカーに荷物を乗せ、早めにデッキへ。
私も準備を整え、デッキへ向かった。
その親子は、車椅子用の、広めの扉の前に居た。
「お母さんがベビーカーを降ろす間、ここに立っていなさい。」
まだ眠そうにしている園児に向かって、言い聞かせている。
私は、その前を通過して、一旦、隣の車両の扉へ。
あれでは、すぐに降車出来ないと思ったから。
しかし、待てよ。これでいいのか。
思い直し、親子の元へ戻った。
「お手伝いしますよ。ベビーカーは、私が降ろします。」
「あっ、ありがとうございます。重いですよ。」
「大丈夫。お任せ下さい。」
ガッツポーズで答えた。
気がついて近づいて来た女性のキャビンアテンダントの方が
笑顔で応えてくれる。
ホームに無事降り立ち、邪魔にならない所へ移動。
「ありがとうございました」の声を背中で聞きながら、
その場を後にした。
行動でお役立ち。
これからも、周りの手助けをして行きたい。
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