新幹線で忘れ物
「忘れ物は、ないな。」
座席周りを点検し、スーツやズボンのポケット
を触って、財布や手帳の膨らみを確認。
「よし、大丈夫。」
と思って新幹線を下車。
名古屋駅の改札口を出た所で、気づいた。
「しまった、コートを忘れた。」
今夜、初めてコートを着て出張に出掛けた。
そのコートを、網棚に忘れて来た。
さっそく落し物センターへ。
降りたばかりだったので、列車名はもちろん
座席番号を覚えていた。
係りの方へ伝えた所、さっそく車掌へ連絡。
その上で、コートを確保して頂いた。
無線で、すぐに会話出来るとは凄い!
これまでも、各種電車の中に、いろいろな
物を忘れて来た。
時計、ペンシルケース、バッグ、スーツ上着等。
パソコンのACアダプターも。
面白い事に、時計、ペンシルケース以外の
金目の物は全て戻って来た。
時計と言っても、ドンキホーテで買った
懐中時計なので、大した値はしていない。
「明日、着払い宅配便でお送りします。」
終点の新大阪駅へ、取りに行かなくてよかった。
しかし、あんなに気をつけていて忘れるとは。
目に見える所に置いておくべきだったと
今更ながら反省した。
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