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2014年11月16日 (日)

気づきを促す

人を育てる時、3つの取り組みがある。

① 知識を与える。
② 能力を引き出す。
③ 環境を整える。

これらを、相手の状況に応じて使い分ける事が大事。
同じ人でも、場面によって①の時もあれば、③の時もある。

育成を考える時、①がすぐに頭に浮かぶだろう。
いわゆるティーチングの世界。
これはこれで重要。
知らない人には、まず教える事が先決。

でも、ある程度習熟した人には、考えさせる必要がある。
出ないと、依存人間になってしまう。
潜在能力を引き出すのだ。
ここでは、コーチングがものを言う。

ベテランの方には、返って口出ししない方がいい。
自由に動ける環境を整えてあげる方が、喜ばれる。
それを形にしたものが、権限委譲。
経験の中で、自らが学んで行く自律学習。

どの取り組みをとっても重要なのが、本人の「気づきを促す」事。

自分の中で何かを感じ取る事で、次のステップへ移って行く事
が出来る。
その気づきを促す役割を担っているのが、リーダー。

タイミングと力の入れ加減が、腕の見せ所。
でも、これがなかなか難しい。

やはり、ここは、いかに愛情を持って日頃から接しているか
がポイント。
関心を持って見守っていれば、何かがアンテナに引っ掛かる。

この過程を通して、リーダーも育って行く。
人を育てる中には、実は自分も含まれている。

リーダーが、お互いに育て合うパートナーとしての意識を持つ事
が出来れば、さらに人間として成長する事が出来るように思う。

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