生き急ぐ
一度、仕事のパートナーに、こう言われた事がある。
「Iさん、本当に生き急いでいらっしゃいますね。」
私が、いろいろな事にチャレンジしている姿を
捉えての正直なご感想。
しかし、「生き急ぐ」とは、言い得て妙。
普通は、「死に急ぐ」と表現する。
興味が沸いたので、辞書で両者の意味を調べてみた。
「死に急ぐ」とは、命を縮めるような事をする。
「生き急ぐ」とは、一生が短いものであるかの
ように、休みなく活動して生きる。
前者は、死後に焦点を当て、今を疎かにする意味か。
後者は、今に焦点を当て、死後を大事にする意味か。
私は、まさに後者の生き方を目指している。
その意味では、仕事のパートナーは、私をよく
理解してくれている。
人間の一生は、いつ終わるか分からない。
昨夜も、震度6の大きな地震が長野県であった。
お別れは、突如訪れる。
死後の世界を、信じている訳ではない。
だた、心安らかな永遠の安息を迎えたいと
思っているだけ。
この世に思いを残す事なく、目一杯生きる。
こう考えると、「生き急ぐ」は、「活き急ぐ」
と捉えた方が、より正確かも知れない。
これからも、精力的に活動して行きたい。
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