心を遊ばせる余裕を持つ
私がいつも念頭に置いている論語の言葉。
それが、次の章句。
「子曰、志於道、拠於徳、依於仁、遊於芸」
これを自分なりに、このように解釈している。
① 道に志し :ビジョンを持ち
② 徳に拠り :人格を高め
③ 仁に依り :愛しむ心を持ち
④ 芸に遊ぶ :心の余裕を持つ
①②は、自分に向けた言葉。
③は、周囲に向けた言葉。
④は、行動するに際しての心得。
「芸に遊ぶ」とは、なんと素敵な言い回しだろうか。
この域に達する事が出来れば、限りなく世界が
広がって行く。
私の場合は、独立5年後の2010年に、一旦この域に
達した実感がある。
ビジネス界から、芸術界に、自然界に自分を置き
心技体の各面で、学びを得て来た。
まず、イタリアオペラ、ダイビングがそれら。
そして、2014年は、さらに研鑽を積むべく剣の道
に入った。
フェンシングがそれ。
それぞれの道は、山あり谷あり。
厳しい局面もあるが、それが楽しい。
2015年は、独立後10年目を迎える節目の年。
それを前に、2014年は、思い切って整理をした年
でもあった。
中小企業診断士、社会保険労務士等の資格を返上。
これまでの人間的成長を基に、改めて①②を
磨き直し、③の心を抱き直し、世に尽くして行きたい。
これから、どんな世界が待っているのだろう。
全てを楽しみと捉え、心豊かに受け止めたい。
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