投資と消費
ジムのマットの上で、ストレッチをインストラクターの
Iさんから受けている時、お金の話しが出た。
「どうすれば、お金って貯まるのでしょうか。」
「貯めようとせず、使おうとする事だよ。」
「ええ!そうなんですか。」
「お金は、貯め方よりも、使い方の方が重要だと思うよ。」
原資が少ない時は、確かに一定の貯蓄の努力が必要。
でも、この時でも、執着してお金を得ようとするのではなく、
無駄な支出を徹底的になくす方に気を使った方がいい。
お金を中心に考えるのではなく、仕事を中心に考える。
いい仕事をした結果として、お金が付いて来る。
お金を目的に仕事をし始めると、いつしか金の亡者となり、
心を奪われてしまう。
小銭は稼げるかもしれないが、いい仕事は出来ない。
得たお金は、投資として使う心得が大事。
ただし、お金を得るための投資ではない。
いい仕事をするために行う、自分への投資。
つまり、自分の成長を促すための投資。
投資に対し、一過性の享楽を得るための支出を消費と言う。
使った後は、何も残らない。
しかし、この投資と消費、実は紙一重。
同じ事をしても、意識の持ち方次第で変わって来る。
何かを得ようと思い、何かに気づけば投資。
単に楽しむだけで終わるならば消費。
自分にとっての付加価値が得られるか否かの差。
お金をうまく使い、自己成長のスパイラルアップを
目指したい。
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