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2015年1月31日 (土)

「鎮守の森」が世界を救う

子供の頃、近所の八幡様の神社で、よく遊んだ。

そして、そこには、大きなイチョウの樹があった。
かくれんぼで顔を寄せたり、抱き付いたり。
いつも、木の温もりを感じていた。

今、思うと、八幡様の神社だけではなく、お稲荷様
の神社でも、木々の周りを駆け回っていた。

ちなみに、八幡様とは、第15代応神天皇を祭っている。
鎌倉の鶴岡八幡宮への信仰が高まった後は、武家の
守護神として、各地に祭られるようになった。

お稲荷様は、稲の生育を司る神様。
元は農業の神様だったが、現在では広く、商業・産業
を守る神様と言われている。

八百万(やおよろず)の神々に守られた日本。
そこには、生い茂った樹が、いつも神社を守るように
取り囲んでいる。

今、その鎮守の森が、世界的に注目されている。

「鎮守の森が世界を救う」(扶桑社新書)に、その内容が
詳しく書かれていた。

現在、宗教的環境保全同盟(ARC)という組織がある。
構成メンバーは、キリスト教、イスラム教、仏教等
世界の主要な宗教の指導者達。

その同盟が、昨年6月に伊勢神宮に集まった。
伊勢神宮を中心に、豊かな生命を育む森や自然に
直に触れるために。

そこで彼らを驚かせた事、それは、
「神社や鎮守の森は、聖なる存在でありながら、人々
にとって身近で日常に溶け込んだ存在」という事。

他の宗教では、これは考えにくい事。
しかし、自然に回帰し、自然と共にある姿は、これから
の地球環境を考える際には、重要なヒントとなる。

ARCが、これからどの程度の活動を行い、その結果、
どの程度の影響力を世界に発揮出来るかは、未知数。

しかし、自然を大事にする動きが、宗教の枠を越えて
出て来た事は、賞賛に値する。

森を山を、川を海を、そして空を、健全な姿で
未来に託したいものだ。

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2015年1月29日 (木)

30数年ぶりの再会

「やあ、元気だった。」

昨日、大学時代の親友2人と、30数年ぶりの再会を
果たした。

数週間前、突然、T氏からメールが届いた。
「やっと見つけました。」
文面は、そこから始まっていた。

大学を卒業し、それぞれ大手の会社へ就職。
3人の内、私を含め2人は、すぐに地方へ赴任。
その後、それぞれ結婚。

ここまでは、関係し合っていた。
しかし、その後の転勤や子育てが始まると疎遠に。

私の場合、40歳から準備を始め50歳で独立、その後も
走り続けて来たため、振り返る余裕がなかった。

しかし、独立10年と還暦を契機に、過去と未来を
見詰める高台に立つ機会を得た。
そのタイミングでのお声掛け。

「Iさんを見つけるのに、苦労しました。」

中小企業診断協会まで問い合わせてくれたとの事。
最後は、ネットを駆使して、アドレスを探り当てて頂いた。

直に会うと、懐かしさが喜びに変わって行く。

「何から話していいか、迷うね。」
「でも、お互いに元気で再会出来て、本当に良かったよ。」

場所は、帝国ホテルの地下。
ここに、通っていた大学のOB会員クラブがある。
2時間が、あっと言う間に過ぎ去った。

「これを機会に、改めてよろしく。」

さっと切り上げて、別れ行く。
握手の温もりが、後に残った。

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2015年1月28日 (水)

自己実現欲求を超えるもの

動機づけ理論の学説に、マズローの欲求5段階説がある。

欲求は、低次の欲求から高次の欲求に推移して行く。
生存欲求、安全欲求、社会的欲求、自我欲求、
そして、自己実現欲求。

自我欲求までは、状況が一旦満たされると減退して行く。
これらは、他人から自分に対し満たしてもらうもの。

しかし、自己実現欲求は、天井知らずで限界がない。
これは、自分で自分に対し満たすもの。

この欲求を満たすように環境を整えていくと、
人は限りなく成長する。

だが、ここで終わりではない。
限りなく成長する過程で、質が問われ始める。

量から質への転換。

自己実現の外に、他己実現の世界が広がっている。
これは、自分から他人に対し満たすもの。
一口で言うと、「貢献」と言う事になる。

しかし、貢献は、かし仕えるだけに止まらない。
貢献により、自ら得られるものもある。

個で見れば、より高度な能力。
集団で見れば、一体感やシナジー(相乗効果)。

別の言い方をすれば、自分の枠を広げ、周りを
自分の中に取り込み、自他の自己実現を、
共に目指すものと言えるかも知れない。

私の行っている周りへの「支援」も、貢献の
ワンステップ。

切磋琢磨し合いながら、共に成長して行きたい。

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2015年1月27日 (火)

世界から尊敬される日本

「日本は、このように外国から評価されているのか。」

この本を読んで、素直に日本の素晴らしさを実感した。
そして、自分の国を、全く知らない自分に愕然とした。

この本とは、
「だから日本は世界から尊敬される」。
駐日外交団長 サンマリノ共和国特命全権大使
マンリオ・カデロ氏が著した書。

駐日外交団長とは、駐日153か国の大使を代表する長。
名誉職との事だが、天皇陛下に拝謁する際は、代表して
祝詞を述べる等、重責に当たる。

このカデロ氏は、敬虔なクリスチャン。
しかし、日本の神道の神髄を理解し、こよなく日本を
愛してくれている。

文面を読んでいて、その深い思いがよく伝わって来た。

「四季の美しさ、国民の精神性のしなやかさ、世界で最も
長い歴史を有し、平和的でエコな暮らしを送っている姿。
世界的に見て、本当に素晴らしい民族だと思います。」

「おもてなしの心に魅了されました。
例えば、おしぼりです。
このサービスは、他国では殆どありません。
寒い季節は温かい、暑い季節には冷たいおしぼりが提供されます。
その細かい心配りには、本当に驚かされます。」

「東日本大震災の被災地では、住民がルールを守って整然と
列に並び、食べ物の配給を待ち続けました。
世界の多くの国では、こんな事はありえません。」

我々にしてみれば、当たり前の事。
しかし、実は、特別な事。
在日40年の目が、我々の気づきを促してくれる。

世界の中で、日本を敵視している国。
これらの国には、「王者の風格」で臨めばいいという提言も
あった。

歴史も含め、日本の事をさらに知りたいと思う。

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2015年1月25日 (日)

行動観察の勧め

「行動観察」というマーケティング手法が、ある月刊誌で
紹介されていた。

私も人材育成を語る際、常に「観察」を強調している。
相手に関心を持ち、その可能性を探るため。

記事を読む内に、これは人材育成と同じだと思った。

「行動観察とは、その場へ行き、そこで行われている
行動や言動を観察する方法論です。」

「その場の人々の思いに耳を傾ける。そこから得た気づき
をもとに洞察(インサイト)し、手を打つ(ソリューション)。」

「行動観察の利点は、潜在ニーズを掘り起こせる事です。」

「行動観察で気づきを得るためには、謙虚な姿勢と
純粋な好奇心を持つ事がとても大切です。」

「行動観察で大切な心の持ち方に、3つあります。
①チャレンジ精神、②前向き、③他利実現(最も大事)」

「厳しい状況下で未来を開拓して行くためには、
創造性と解釈力を磨く事が重要です。」

「大事な事は、1つの事実だけで判断するのではなく、
いろいろな事実を統合して解釈を加えて行く事です。」

部下の下へこちらから出向き、声を掛ける。
傾聴し、本音を探る。
その際、真摯な態度で臨み、体から発するサインを見逃さない。
そして、部下の自己実現を支援する。
そのために、感性と論理を鍛える。

観察は、監視ではない。
相手を想う気持ちが第一。

相手を大事に思い、思案し行動する事が、実は自分を
枠を超え成長させる事に繋がる。

行動観察とは、相手を通して自分を見詰める事なの
かも知れない。

これからも、愛情を持って周りと接して行きたい。

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2015年1月23日 (金)

至命

フェイスブックで配信されて来た次の言葉。

「残りの命の時間、何のために使うか」

福島正伸氏が毛筆で書かれていた。

ある方が、これを受け「命の五段活用」を
示されていた。

始命→使命→志命→試命→○命

とても興味深い。
そして、最後の○命の○に何を入れるか、
考えさせる所が奮っている。

命を掛けると考えれば、「死命」。
死を覚悟した取組み。
でも、これでは悲壮感が漂う。

いろいろ考えたが、「至命」が頭をよぎった。
命に至る。
命の完全燃焼を目指す。

今、某社でキャリア研修を行っている。
対象者は、45歳の管理職の方々。
55歳役職定年の10年前のタイミング。

何に命を燃やすのか。
在職中の事だけでなく、一生のスパンで
ぜひ考えて欲しい旨を強調している。

悩み多い年代。
何か皆様のお役に立てれば良いが。

今日も引き続き、謹んで支援させて頂きたい。

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2015年1月19日 (月)

お年玉切手が当たった

Img_20150119_123857
年賀状は、10年前に独立した時、書かなくなってしまった。
正確に言うと、当時は書く余裕がなかった。
時間の余裕も、心の余裕も。

全ての時間を、テーマの研究やプログラムの作成に当てていた。

しかし、こちらから出状しないにも関わらず、毎年年賀状を
送って下さる方がいる。
とても有り難い話し。

だが、ご返事は、もっぱらメール。
失礼だと承知しているが、時間をどこかで捻出する必要に、
まだ迫られいる。

さて、昨日、お年玉付き年賀はがきの当選番号の発表があった。
スマートフォンに、当選番号がすぐ配信されて来た。

前職在職中は、翌日の新聞に掲載された番号と年賀状を、
必ずチェックしていた。
しかし、独立後は、これも面倒で行わず。

でも、今年は何か気になった。

確認すると、3等下2ケタ27が、1枚当たっていた。
賞品は、お年玉切手シート。
今日、歯医者へ行く前に、郵便局に立ち寄った。

切手は、今年の千支であるかわいい羊のデザイン。
私の千支でもある。
82円切手と52円切手が、1枚ずつ対になっていた。

3等の当選本数は、64,655,160本。
結構な本数だが、当たりは当たり。

ささやかな還暦祝いとして、有り難く頂いた。

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2015年1月10日 (土)

転籍届提出

60歳に近づいて来ると、いろいろな手続きが
必要となって来る。

その一つが、年金支給の手続き。
公的年金の支給は、経過措置により61歳から。
しかし、企業年金の支給が、60歳から始まる。

2月が誕生日なので、前職の会社から手続きの
案内が、昨年末に送られて来た。
案内を見ると、手続きに戸籍謄本の添付が必要とある。

33年前に結婚した時、本籍は兵庫県の実家の所在地とした。
以降、変更せず現在に至っている。
今回は、取り急ぎ、郵送で取り寄せた。

しかし、これからは、何かと戸籍を確認される事が
出て来るだろう。
各種年金、その他保険支給、相続等。

これらに迅速に対応するためには、戸籍を移す必要がある。
幸いにして、実家の母の了解も得られたので、
これを機会に、現住所に転籍する事にした。

年明けに、最寄りの区役所へ転籍届を提出。
処理に、1週間程度掛かるとの事。

届けには、妻の署名・押印も必要だった。
これは、戸籍が夫婦を基礎単位としているため。
個人単位ではないのだ。

調べて見たら、日本のような戸(夫婦)を単位とした
登録制度を持っているのは、日本と中華人民共和国だけ。
ただし、彼の国は、形骸化しているとの事。
欧米諸国は、個人単位での登録。

制度の違いに、その国の歴史が反映される。
ひとつ勉強になった。

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2015年1月 9日 (金)

「幕末史」読了

「いっきにわかる幕末史」山村竜也著を読み終えた。
現在、引き続き再度中。

分かっているようで分かっていない幕末史。
年末年始に、改めて把握し直したかった。

混迷を極める現在の日本。
これからの我々日本人のあり方を考える上で、
幕末維新前後の志士達の生き方を振り返る事が、
意味のある事のように思えた。

当書は、維新15年前の1853年ペリー来航から、
維新10年後の1877年西南戦争終結までの、
25年間が描かれている。

そこには、立場は違っても、自分の信じるもの
のために行動した志士達の、命掛けの物語が
記されていた。

しかし、改めて認識したのが、実に複雑な背景。

尊皇論と攘夷論は、元は別物だった。
しかし、19世紀初め、水戸藩の後期水戸学で、
両者を融合させた尊皇攘夷論が唱えられた。

尊皇攘夷の代表が、水戸、長州、薩摩、土佐藩。
対する江戸幕府。
しかし、幕臣の中でも、勝海舟のような積極的
開国論者も居た。

尊皇vs幕府、攘夷vs開国の図式の中で、
いろいろな動きが起こった。

幕府による公(天皇)武(幕府)合体の動き。
攘夷を唱えつつ、幕府内での藩の存在を誇示する動き。
倒幕した上で、開国を目指す動き。

最後の倒幕開国で大きな役割を果たしたのが、
坂本竜馬。

開国へ向け、犬猿の中だった長州と薩摩の仲を
取り持ったのだから、凄いとしか言いようがない。

最後は、その人の大きさと情熱がものを言うのか。
言葉を替えると、人間力と行動力かも知れない。

機会を見つけ、志士達一人ひとりについて、
研究してみたいと思った。

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2015年1月 8日 (木)

手帳転記で見えて来るもの

年始にいつも行う事のひとつに、手帳の転記がある。

昨年版の手帳に書き込んだ今年の予定を、今年版の
手帳に転記する。

これが、結構時間を要する。
何しろ、間違えると大変な事になる。
慎重に慎重に転記をする。

一度、転記ミスをして会場に来れなくなった講師に
替わり、急遽、当日登壇した事がある。
その時、油断をすると、明日は我が身だと思った。

来年度末、つまり2016年3月までの予定を移す。
仕事とプライベートの両方。

毎月、幸いにして何か記入する事がある。
書くに従い、今年1年の大きな流れが見えて来る。
これが、大きな収穫。

手帳転記は、確かに面倒。
しかし、自分の手を動かす事により、改めて
いつどこで何を行うかが、具体的に把握出来る。

大掴みでも良いので、見通しを立てる事が大事。
堅く言うと、スケジューリング。

一度流れを辿っておくと、予定に対し早めに備えたり、
余裕期間に研究を進めたりする時間配分が出来る。

さらに言うと、この1年を、自分にとってどう活かせば
よいかが見えて来る。

「見極める」のではなく、「見通す」。
これで、いいのではないだろうか。

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2015年1月 7日 (水)

より高く、より深く

今年のモットー、それが「より高く、より深く」。

2月に還暦を迎え、人生の2ラウンド目に入る。
これまでの60年に培って来た事をベースとして、
さらに広大な世界へ旅立ちたい。

学生の時から見ると、今は「第3の道」を歩んでいる。

第1の道は、日本の為に働きたいと目指した「国家公務員の道」。
しかし、これは叶わなかった。
学生時代努力して来たが、敢えなく試験で失墜。

第2の道は、大学卒業と同時に入社した前職の「K社の道」。
夢破れ入社したが、この期間の数々の経験が、今まさに活きている。

第3の道は、「独立の道」。
40歳で惑わず、10年の準備期間を経て50歳で独立。
但し、独立後は、2つのステップを踏み、現在は3ステップ目を
模索している最中。

第1ステップは、経営コンサルタントの役割発揮(50~54歳)。
第2ステップは、研修講師の役割発揮(55~59歳)。
第3ステップは、ビジネスメンターとしての役割(60歳以降)。

3ステップは、重複しながら進んでいる。
なお、名刺の肩書きは、数年前からビジネスメンター。

ビジネスメンターの自分なりの定義、それが、
「夢の実現を目指し、共に歩む心からの支援者」。

ビジネスメンターとしての可能性を、
「より高い」観点から模索して行きたい。

そして、ビジネスメンターとしての役割を、
「より深く」実行して行きたい。

これから、道を切り拓いて行きたい。

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2015年1月 6日 (火)

レインスーツで安心

年に何度か大雨が降った時、いつもスーツの裾が
ずぶ濡れになっていた。

ある時はそのまま出掛け、途中のコンビニ等で
タオルを買って拭いていた。

また、ひどい時は、駅から電話をして打ち合わせを
キャンセルした事もある。

でも、これは好ましい事ではない。
やはり、携帯用のレインウェアが必要。

先日、ワークマンへ行った際、レインウェア売場へ。
現場作業用が売りなだけに、各種のウェアが揃っていた。
その中から、手頃なものを発見。

ワークマンオリジナルの「透湿レインスーツ ライト」。
ウェアとズボンの2ピース構造。

軽量・透湿防水が、大きな特徴となっている。
ポリエステル100%で出来ており、確かに軽い。
ウレタン透湿防水コーティングとあった。

フードも付いていたが、折りたたみ可能。
スタンドアップカラーとなる。

肘・膝がダーツ加工されていたり、ウェアの後裾が
サイクルカットになっており、さすが実用本位。

帰宅して余っていたネットに収めたら、ちょうど
ビジネスバッグに収納出来る形に整った。
豪雨でなければ、ズボンだけ装着する手もある。

ネットのポケットに、濡れたウェアを入れる
ビニール袋を入れて準備万全。

これで、雨の日も、活動し易くなった。
全天候型で行動したい。

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2015年1月 5日 (月)

準備は徐々に整える

Photo
何かを行う場合、いつも心掛けている事がある。

それが、準備を徐々に整える事。

仕事を含め、いくつもの事を同時並行で進める場合、
これは絶大な効果を発揮する。
それも、考えるだけでなく、目に見える形で整える。

具体的には、必要なものを、棚に順次並べて行く。
そのために、造り付けの本棚を設けた際、上段と
下段に分け、中間にものを置ける空間を作った。

目につき易いため、見る度に、チェックが掛かる。
必要なものが、きちんと揃っているか。
逆に、不必要なものはないか。

必要にして、最小限度の持ち物に絞る。
このようにすると、移動時に機敏に動ける。

ダイビングの準備等は、季節や天候によって使う
ものが変わって来るため、特に重要。

仕事が終わって、そのままダイビングへ。
戻って来て、その足で出張へ行き、帰りにイタリア
オペラのレッスンに。

自宅を出てトリプル等で出来事が発生する場合は、
荷物の絶対量を減らす必要がある。

1つのものを、2つの目的で使えないか。
小型軽量の道具で、代替出来ないか。
いろいろと知恵を絞る事自体が、楽しくなる。

合理的な思考力や、事態の想定力は、実はこのような
日常生活の中で養われる気がする。
難しいトレーニングを、受ける必要はない。

これからも、先手を打って準備を整えて行きたい。

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2015年1月 4日 (日)

ノンスリップスノースパイク購入

Photo昨年末、イオンへ行った際、スポーツオーソリティで
目に止まったものがあった。

それが、ノンスリップスノースパイク。
アウトドアのエバニューの製品。

数年前に、冬の小樽へ仕事で出向いた事があった。
雪で閉ざされた世界。
歩道は雪かきされていたが、凍結状態。

それを前提に、靴底がノンスリップ処理された
シューズを履いて行った。
しかし、北海道の堅い凍結路には歯が立たず転倒。

やはり、スパイクが必要。
悪路には、鋲を突き立てるしかない。

それ以降、ネット等で携帯用のものを探していたが、
適当なものが見つからず、そのままとなっていた。

「これはいいかも。」

袋から取り出し、近くに陳列してあったスノーブーツに
装着してみると、なかなかいい感じ。
ナイロン製の収納ケースも付いていた。

素材の合成ゴムの耐久性は、未知数。
Mサイズの場合、延ばしてやっと25.5cmのブーツに装着。
ここは、余裕を見て、Lサイズを購入する事にした。

これから本格的な冬場を迎え、関東地方にも降雪が
あるだろう。

備えあれば憂いなし。
態勢を整えて、臨んで行きたい。

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2015年1月 3日 (土)

移り行く好みの色

歳を経る毎に、色に対する好みが変わって来る。

この経過を辿ると、自分の内面の歴史を辿る事が
出来るかも知れない。

色彩による心理について、色彩心理学という学問がある。
勉強した事はないが、研究すればきっと面白いのだろう。
ここでは、自分なりの見方を記してみたい。

まず、自分の色の好みの変遷から。

20代 :赤、黄、黒
30代 :緑、赤、黄
40代 :茶、緑、ゴールド
50代 :オレンジ、黒、シルバー、白

20代は、赤い車に、赤いバイクに、赤いセーターにと、
赤が中心だった。
何事にも意気盛んで、エネルギーに溢れていた時代。

30代は、自然の中で自分の存在を確認していた時代。
アウトドアに親しみ、緑に包まれる事に安らぎを
見出していた。

40代は、自分の将来を考え、光に向かって歩み始めた時代。
大地に根を下ろし、動じない自分を作る事に諦めず努力
した時代。

50代は、独立し、信じる道を歩み始めた時代。
静かに炎を燃やしながら、一歩ずつ高みを目指しながら、
同時に深さを増して行く。

色と照らし合わせた場合、年代を経る毎に色調の幅が
広がって行く感じがする。

全ての色が混じった場合、どうなるのか。
描いた場合は、黒。
光の場合は、白。

黒は漆黒の宇宙に繋がり、白は光輝く恒星に行き着く。
やがて、我が魂は、全てを生み出した宇宙に戻って行く
という事か。

その時が来るまで、命の炎を燃やし続けて行きたい。

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2015年1月 2日 (金)

1000冊再読

今、私のデスクのすぐ後の棚に、約1000冊の本が並んでいる。

棚が狭くなる度に厳選し、廃棄せずに残った本たち。
現時点で、私にとって大事な本ばかり。

全ての本に、黄と橙のラインマーカーが引かれている。

仕事の関係があって、元旦早朝から十数冊に目を通した。
そこで、思い付いた事がある。

この正月休みの内に、手元の蔵書全てに、目を通そうと。
ちなみに、別室の書庫の書類等は、昨年末に整理済み。

仕事もあるが、それだけに時間を費やすのは、
この時期もったいない。
何か、今後の糧になる事をしなければ。

テレビは、全てパス。
仕事と自主トレの合間に目を通して行けば、
不可能ではないだろう。

再読と言っても、全部読む事はしない。
マーカーを引いたポイントを読んで行く。

重要箇所には、さらに付箋を張ってあるので、
力の入れ所の目安になる。

既に午後から開始したのだが、凄い頭の刺激。
数々のジャンルの世界が、フラッシュバックして来る。
昼寝したが、夢にも出て来る。

正月は心身を休めようと思っていたが、これでは逆。

しかし、これはこれでいいのかも。
還暦の再スタートの年なので、蔵書を通して頭の
総棚卸しと捉えれば意義もある。

果たして、どこまでやり通せるか。
正月早々、チャレンジしてみたい。

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2015年1月 1日 (木)

還暦の年

いよいよ、還暦の年に突入。
そして、2005年に独立して、本年は10周年目に当たる。

いろいろな意味で、節目を迎えたという事。

昨年は、それに控えて、再スタートの準備を行った。
・1月に、42年ぶりのフェンシング再開
・10月に、診断士、社労士等、いくつかの資格の返上。
・12月に、それに伴い、書庫の大幅整理

還暦というと、昔で言うと60歳定年の年。
ゴールインのイメージ。

しかし、人生80年の中、これでは折角頂いた生命を
全うする事が出来ない。

「今、この時が青春」

志を抱き、改めて高みを目指したいと思う。

具体的には、名刺の肩書きにしている、ビジネスメンター
としての活動を、改めて自分なりに追求する事。

論語に謳われている『修己治人』。

自分を修める面では、不断の努力が必要。
これまでチャレンジして来た、芸術の世界、自然の世界、
武術の世界を更に極め、自分を見詰めて行きたい。

社会に貢献する面では、研修講師としての役割に
更に磨きを掛けると共に、青少年のために何か役立つ
ボランティア活動を始めたいと思っている。

きっかけは、フェンシングスクールで出会った子供達。
子供なりに、とても頑張っている。

彼らに限らず、これからの日本を背負っていく子供達。
好むと好まざるとに関わらず、過酷な運命と向き合う
事となる。

彼らにため、強いては日本のために、何か役に立ちたい。

これらの活動を、楽しみながら出来たら、どんなに
素敵だろう。

困難も壁も楽しみに変え、進んで行きたい。

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