リーダーの心得
人の上に立つ者には、すべからく心得ておく
べき事柄がある。
その事柄を、先人の方々が、数多くの著作や
言葉に残してくれている。
その代表が、論語。
論語には、君子という語句が、81回登場する。
君子は、言い換えるとリーダー。
「仁」という徳を身に付け、「智恵」と「勇気」で
人々を導いて行く。
これを、私なりに咀嚼し、管理者の方々に、
以下のように語っている。
逆説的だが、まず、上司・部下という意識を
払拭して頂きたい。
縦の関係ではなく、横の関係で受け止めて欲しい。
つまり、パートナーという関係。
任された組織の業績を、「智恵」を出し合い
達成を目指すパートナー。
「愛しむ心」を持ってメンバーと接し、信頼関係を
醸成する。
そこで初めて、智恵の創発が可能となる。
そのために必要な事は、「勇気」を持って
素の自分で語り掛ける事。
ひとりの人間と人間との対話。
お互いに啓発し合い、人生を意気に感じ合って欲しい。
「知者は惑わず、仁者は憂えず、勇者は懼(おそ)れず」
しっかりと胸に刻んで、臨んで欲しいものだ。
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