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2015年4月30日 (木)

「とよたエコフルタウン」が素晴らしい

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昨日の昭和の日は、連泊中のホテルを基点に
徒歩で行ける範囲内で、余暇を楽しんだ。

最も良かったのが、「とよたエコフルタウン」。

その存在を、フェイスブック友達のSさんから
教えて頂いた。

ネットで調べたら、何とホテルから徒歩3分の距離。
9時オープンだったが、待たずに8時半頃訪問。
これが、功を制した。

誰もいない緑の街を、自由に散策。
エコの工夫がされたモデルハウスや施設を、
ゆっくりと見る事が出来た。

そして、何とトヨタの誇る燃料電池自動車(FCV)
であるMIRAI(ミライ)に乗車する事が出来た。

FCVは、究極のエコカーと言われている。
水素と酸素を電気化学反応させ、自ら発電して走る。
排出するのは、水だけ。

ちょうど、ミライを車庫から表に出す所に遭遇。
厚かましくもお願いし、助手席へ乗せてもらった。
僅かな距離だったが、実車体験を。

電気駆動なので、体感はハイブリッドカーと同じ。
静かそのもの。

時間前だったが、水素ステーションに居たご高齢の
説明員の方が、熱っぽくFCVを語ってくれた。

ポイントは、燃料電池(発電装置)と高圧水素タンク。
水素が安価に出来るようになればとの事。
これが、今後の課題。

いい時間を過ごす事が出来た。

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2015年4月29日 (水)

豊田市での休日

先週1週間は、奄美大島で自然に抱かれていた。
そして、今週一杯は、仕事で豊田市に滞在。

ただし、今日は祝日なので、仕事は一旦お休み。
しかし、さいたま市の自宅には戻らず、
ホテルに連泊している。

当初、今日1日を、大好きな豊田市美術館で
過ごそうと思っていた。
素晴らしい芸術品と美味しいレストラン。

だが、残念な事に、バリアフリー工事のため
暫く閉館との事。

どこへ行こうかと、昨日、ホテルのフロントの
女性の方に相談した。
しかし、決定打は得られず。

主な箇所は、数年前に全て回ってしまっていた。
ホテルで自転車を借りて。

今回は、やむを得ず、中央図書館で過ごす事にしたい。
幸いにして、駅前にある。
という事は、ショップを散歩がてら回る事が出来る。

いろいろ調べたら、駅近くにダイビングショップを
見つけた。
これはいい。

ちょうど、ダイブコンピュータを買い換えたいと
思っていたところ。
目指す商品があるかは分からない。

でも、いろいろな情報を入手出来るかも知れない。

どんな休日になるか、楽しみ。
有意義な一日としたい。

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2015年4月25日 (土)

奄美は心の故郷

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昨日、4泊5日の奄美ダイビングから戻って来た。

今回で、40回目の奄美行き。
4年間で40回なので、年平均10回の頻度となる。

今回のダイビングも、充実していた。

・南部で、初めて潜った。
・コブシメの産卵シーンを、目前で観察した。
・アマミホシゾラフグが、ミステリーサークルを
  作っている現場を目撃した。
 これは、メスを呼ぶためための産卵床。

どちらも、旬の貴重な場面。
本当に、運が良かった。

しかし、今回は、これだけはなかった。

・大浜海浜公園で、散歩を楽しんだ。
・奄美海洋展示館で、アオウミガメに餌をやった。
・ピッコラフォレスタで、M店長と再会した。
・こっこ屋で、お土産を買うと共に、当店のパティシエ
  であるダイビングインストラクターHさんの、お父様に
  ご挨拶をした。
・これらを、海風スタッフのMさんの車をお借りし、
  海風スタッフのSさんに、ご案内頂いた。

これらは、奄美で出会った方々とのご縁の積み重ねで
実現した事ばかり。

本当に、一つひとつが、思い出深い出来事ばかり。
生きている喜びとは、このような事を言うのだろう。

これからも、奄美を中心として、さらに交流の輪を
広げて行きたい。

今後も、出会う方々を大事にして行きたい。

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2015年4月21日 (火)

ミステリーサークル発見!

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「Iさん、これがそうです。」

ダイビングインストラクターのFさんが、
海底を指差して、しぐさで教えてくれた。

「これが、ミステリーサークルですか。」

私が、しくさで答える。

本当に、不思議な模様だ。
これを作ったのは、実はフグ。
その名を、アマミホシゾラフブと言う、

フグはいなかったが、跡はくっきりと
残っていた。

これは、オスのメスに対する求愛行動との事。
直径約2m位だろうか。
真ん中にメスを呼んで、産卵してもらう。

場所は、奄美北部の、バベルというポイント。
水深25mの海底に描かれた、まさにアート。

自然界では、このように、我々人間が出来ない
思いも寄らない芸術品が、突如現れる。

はからずも、今日は奄美で海開きが行われた日。
明日は、奄美南部の海に、初めて挑戦する。

この後も、海の神秘に胸を弾ませて、奄美の海
を楽しみたい。

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2015年4月20日 (月)

サプライズ還暦祝いに感激

「では、この場を借りて、父に還暦のお祝いを
渡したいと思います。」

次女が、おもむろに挨拶をし始めた。

これは、昨日、母を中心に姉夫婦と共に家族で行った
会食の最後の出来事。

もう、2/26(木)の誕生日から、かなり日が経過し、
個別に誕生日祝いもしてもらっていたので、
最初は、ピンと来なかった。

実は、還暦祝いに家族で温泉へ行こうという計画があった。
しかし、次女の妊娠が判明し、体調との関係で
断念した経緯があった。

私はおめでたい事なので、全く気にしていなかった。
しかし、家族は企画を考えていてくれていたよう。

その一つが、私の周りの親しい方々の動画のボイス
メッセージを集める事。

昨日、まずその動画を、DVDでプレゼントされた。
皆で、次女の旦那様が持参したパソコンで視聴した。

次々に映し出される笑顔。

奄美のダイビングインストラクターやスタッフの方々。
ホテルのフロントやホールの方々、
時々ご一緒させて頂くゲストの方々まで。

本当に、嬉しかった。

それ以外に、イタリアオペラの先生からのメッセージ
カードも渡され、感激。

最後に、家族一同から、ソーラー対応電波時計の
懐中時計までプレゼントされた。
まさに、一生お付き合い出来る優れもの。

改めて、周りから支えて頂いている自分を実感した。

皆の思いに応えられるよう、これからも前向きに
生きて行きたい。

サプライズに、ノックアウトされた昨日だった。

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2015年4月18日 (土)

健康経営

日経ビジネスの最新号を読んでいる時に、「健康経営」
と言う言葉と出会った。

健康管理は、安全衛生関係の用語として馴染みがある。
現在は、体の健康管理と共に、心の健康管理が
重要さを増して来ている。

健康経営は、これらの健康を「管理」する概念を、
「経営」する概念まで高めたもの。

その組織で働く人々の健康を確保する事で、
組織の健全さを保つ。

最も重要な経営資源である人に着目した概念。
しかし、当然と言えば当然の事。
組織は、人で成り立っているのだから。

健康保持は、本来は自己責任が原則。
しかし、そうは言って居れない現実がある。

日経ビジネスの中では、心身の健康を保つために
「笑う」事を進めていた。

笑いは、リラックスとゆとりをもたらす。
競争が激しい欧米諸国で、ジョークが好まれるのも
この効果を期待しているのかも知れない。

コーチングの世界でも、話し易い環境を整備する
一環として、微笑みを絶やさない事が重要視されている。

脳科学者の茂木健一郎によると、作り笑いでも
脳の中で快楽を感じさせるドーパミンが分泌される
との事。

ましてや、心の底から自然と笑顔が溢れたら、
いう事はない。

問題は、作り笑いでも、この笑うという行動を
意識して行う事が出来るかどうか。

そのためには、少しだけでもいいから、心の中に
空き地を作る事。
空き地を作る手段・方法は、多ければ多い程いい。

私も、その一環として、来週から奄美へ赴きたい。
ダイビングで、自然に抱かれ、空白の時を過ごしたい。

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2015年4月17日 (金)

メンター制度に思う

メンター制度を導入している企業の研修を
担当させて頂く機会が、時々ある。

導入の経緯は様々だが、一般的には「新入社員のお世話役」
と言った位置づけが多い。

しかし、「どういうお世話」を「どういう立場」で行うかが
各社によって微妙に違う。

私が新入社員だった時は、同じ課の先輩が私の「生活指導員」
となっていたが、全く有名無実化していた。
これでは、何の役にも立たない。

メンターは、生活面・心理面の支援を行う事が本来の役割。
同じ部の、違う課の先輩が担う場合が多い。
一方、業務面の指導は、同じ課の先輩が担う。

つまり、メンタリングは、斜め上の先輩が行う。
ここに、好ましい面と難しい面が、同居する。

うまく運用するためには、そもそも、なぜメンター制度が
必要となって来たのかを、知る事が大事。
私は、3つあると思っている。

一つ目は、管理者がプレイングマネジャー化して
部下を育てる余裕が限られて来ている事。
昔は、上司が人生相談にも乗っていた。

二つ目は、新入社員の価値観の多様化に対し、生活面・
心理面においては、歳の近い先輩の方が、お互いに
話し合い、理解し易い事。

三つ目は、中堅社員にメンタリングを経験させる事で
将来の管理者候補を育てる事。

これらが明確になっていれば、上司(管理者)、部下(メンター)、
新入社員(メンティ)が、それぞれの役割を発揮する上で
何をしなければならないかが明らかになって来る。

実は、メンターに求められる能力は、高度なもの。
相手に応じて、コンサルティング、コーチング、カウンセリング
のスキルを使い分ける必要がある。

そして、さらに自分の価値観を明確にし、受容力を高め、
懐の深い自己を形成しようとする想いを持っている必要がある。

今日も、これからメンター研修に出掛ける。
メンター候補者を、どこまでメンタリング出来るか。
私自身の、修練の場でもある。

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2015年4月15日 (水)

久しぶりの新幹線

今年に入ってから関東圏の仕事が多かったため、
新幹線に乗る機会が、余りなかった。

今日は、2/28(土)以来、久しぶりに乗車した。

車両は、N700系の「のぞみ」。
乗車区間は、東京ー名古屋間の往復。
時間にして、片道僅か1時間39分の距離。

このN700系は、本当に優れた車両。
乗る度に、それを実感する。

揺れが少ない、無線LANが使える、各座席に電源付き。
移動オフィスとしての条件が、整っている。

休みたい時には、背もたれ両側のヘッドレストが、
頭を支えてくれる。
つまり、リラクゼーションの場にもなる。

大抵は、本を読んだり、メールの受発信をしている。

パソコンで仕事をする場合もあるが、
この場合は要注意。
周囲から、覗き込まれる可能性がある。

最近は、実務に加えて、テキスト入力専用マシン
であるポメラを使い、思索を巡らす場とも
なっている。

自由な発想で、空で知識の整理をして行く。
デスクの前で行うより、頭がよく働くから
不思議だ。

時間の有効活用の観点からすると、
この恵まれた環境を、如何に有意義に
活かすかが、大事な所。

これからも、新幹線に乗車している時間を、
様々な形で活かして行きたい。

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2015年4月14日 (火)

「仮名中庸」読了

現在、中国古典の「中庸」を、改めて味わい直している。
「中庸」は、孔子の孫である子思(しし)が著したもの。

孔子の教えの真髄を、理論的に宣明した内容。
そのため、やや難解。

何回か解説書を読んだが、腑に落ちなかった。
これは、主な章の紹介に止まっていたからかも知れない。

ここは、大変だが、原典全文に直接触れた方がいいだろう。
そう思って、書き下し文ではあるが、全編読むことにした。

そして、今日までで、一応読了した。
感想は、ますます分からなくなった。

描写が細かいため、時代背景や引用されている詩経等に
精通していないと、イメージが掴めない。

中庸の中心的な徳目は、「誠」。
論語の場合は、「仁」だった。

より具体的になったと、言ってもいいかも知れない。

君子は至誠を貫く事が大事。
そのためにも、しっかりと慎独する事が求められる。

この慎独という言葉は、「大学」にも登場する。
大学は、子思の先生であった曽参が著したもの。
そして、大学の中心的な徳目は、「忠恕」。

大きく捉えていくと、孔子、曽参の流れを汲み、
性善説に立って、人を視る目が感じられる。

人を愛しみ、可能性を信じて、自他を育てて行く。

今回読んだ「仮名中庸」は、素読にも向いている。
これから、何回も声に出して読み、さらに
想いを深めて行きたい。

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2015年4月12日 (日)

快適!AIRism

ユニクロのAIRism(エアリズム)が、素晴らしい。

購入して2週間、継続して試用していたが、
素晴らしさを実感している。

私が着用している製品は、ロングボクサーブリーフ。
少し長めのものだが、装着感が、とても快適。

AIRismとは、生地の特性を表している。
これも東レが開発したもの。

繊維の太さが、何と髪の毛の約1/12。
この細さが、まさに空気をまとっているような
爽快感に繋がっている。

また、ドライ(吸汗速乾)機能もいい。
いつも、さらさら状態。
これからの夏場に向かい、さらに期待が出来る。

案内によると、抗菌防臭・消臭機能もあるとの事。
日本の優れた繊維技術が、随所に発揮されている。

私の場合、仕事の移動やそれ以外の行動で、
活動量がかなり多い。

そのため、ロングだと、腰から太ももを包んでくれ
サポート感がいいのだ。

しかし、その分、若干動き難さがあった。
それを、昨冬愛用していたヒートテックのロング
ボクサーブリーフで実感していた。

今回のAIRismでは、その難点が解消された感じ。

アンダーウエアは、肌に直接触れるため、
使用感がものを言う。

この先、どのような製品が、さらに開発されて
来るのだろうか。

今後の、日本の繊維技術に注目して行きたい。

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2015年4月11日 (土)

久しぶりの再会

今日、久しぶりにKさんと再会した。

Kさんは、ある会社の研修の受講者だった。
いろいろな気づきを得て頂き、研修後も交流が
続いている。

そのKさんが、この度、意を決して転職した。
自分を見詰め直した結果との事。

会社や置かれている境遇は違うけれど、
私と同じ考え方で生きていらっしゃる。

私は、前職を50歳で卒業した。
しかし、Kさんは30歳を少し過ぎた頃。

若くして大手の会社を退職する事は、
出来るようで出来ない。
それは、私が一番良く知っている。

よく決断したものだ。
これだけでも、賞賛に値する。

これまでの事、今後の事。
いろいろ話し合った。
気がつけば、4時間が過ぎていた。

先は見えない。
しかし、だからこそ、挑戦のし甲斐がある。

Kさんは、今の仕事が「楽しい」と仰っていた。
まずは、順調な滑り出しのよう。

これから、いろいろな試練が待ち受けている
だろう。

時には、この道に入った事に迷いが生じる
かも知れない。
その時に、私が僅かでも支えになれたら。

私が独立した時に、診断士仲間に支えてもらった
恩返しの時が来た。

これからが、大いに楽しみだ。

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2015年4月10日 (金)

不在者投票で一票

来る4/12(日)は、さいたま市議会議員一般投票の日。

候補者の方々の、選挙カーや駅前での呼び掛けが、
日を追うごとに一層熱を増している。

今日も、朝早くから最寄り駅のガード下で、
協力者の方々を含め、4人で声を掛けている候補者がいた。

しかし、私は、既に投票済み。

来たる(日)に予定が入っているため、期日前投票して来た。
前回の衆議院選挙も、そうだった。

それまでは、都合が悪い場合は、棄権する事が多かった。
しかし、最近は、しっかり投票する事にしている。

日本を取り巻く環境は、これまでにない厳しい状況と
なっている。
まさに、「前門の虎、後門の狼」状態。

この事態に対応するには、まずは投票という形で、
市政や国政に参加する事が重要。

その結果、どこまで自分の意図が反映されるかは、
全く未知数。

しかし、投票という行為によって、自分自身の意識が
確認出来る事に、意味があるように思う。

今後の選挙の推移を、見守りたい。

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2015年4月 8日 (水)

「仁」が素晴らしい

今、TBSでSF時代劇「仁」が、再放送されている。

現代の医者 南方仁が、タイムスリップして
幕末の江戸時代へ。

そこで、数々の出来事に遭遇する。
そして、それらを周りの方々の助けを借りて
乗り越えて行く。

緒方洪庵、坂本竜馬、勝海舟等、
歴史上の人物も登場し、興味が尽きない。

「江戸時代の夜道は、真っ暗で一人では歩けない。
皆で助け合って生きているのだ。」

南方仁の実感の籠もったつぶやき。

本当の夜道もそうだが、医術も技術も発達して
いない江戸時代。
風雲急を告げる時期だったから、尚更だろう。

何もかもが恵まれている現代。
しかし、江戸時代を見ていると、何か懐かしい
感じもする。

路地裏の風景は、私が育った昭和30年代の
田舎の長屋の路地裏と、同じ空気が漂っている。

「仁」とは、愛しむ心。

きっと、我々日本人の心に、DNAとして
刻み込まれている心。

今後、仁の心が、どのように発現されて
来るのだろうか。
個人的にも、社会的にも。

改めて、いろいろな事を考えさせられた。

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2015年4月 7日 (火)

「大学」を深耕する

三度(みたび)、中国古典である「大学」の精読を始めた。

これまでは、書いてある語句の理解が中心だった。
今回は、行間を読んで行きたい。

大学は、大人(たいじん)なるための学びの書。
孔子の弟子である曽子と、その弟子達により著された。

大人となるためには、限りなく自己を修める必要がある。
その結果として、人を感化する力が宿る。

大学については、これまで素読をして来た。
声に出して、「聴く」事を通して、体に取り込むため。
これからは、「書く」事を通して、肉付けをして行きたい。

まず、原文を書き下し文として書く。
その後、訳を付けて行く。

この訳は、基本は伊與田覺氏の訳に沿うが、
必要に応じて、自分なりに解釈して行く。

この「自分なり」が、大切なところ。

独断に陥らないように、書く内容がこれでいいか
自問自答する。

自分の経験を振り返る。
これまで得て来た知識と照らし合わせる。
その上で、腑に落ちる表現となっているか。

今回、一度書いて終わりではない。
書いたものを、これから数年掛けて、何回も
見直す事になるだろう。

その度に、改めて感じる事があれば、それだけ
成長したという事。

大学を通して、自分との語らいを深めて行きたい。

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2015年4月 6日 (月)

今後の教育に必要なもの

今年も、新入社員を迎える季節となった。

新聞でも、今年の新入社員はこういう傾向が
見られると言う記事が掲載されている。

ゆとり教育に根拠を求めたり諸説あるが、
根本は、家庭教育のあり方にあるように思う。

年々感じる事だが、確かに知識は沢山持っている。
これだけネットが発達し、クリックひとつで
何でも知る事が出来れば、当たり前ではあるが。

しかし、肝心なものが足りない。
それは、生きる姿勢や芯の強さ。

これらを養うのが、道徳教育。
戦後、この教育がないがしろにされ、
日本人は骨抜きになってしまった。

戦後生まれの私も、その一人。
しかし、中学受験を突破した時、何かが
心の中で動き始めた。

覚悟の決め方のようなもの。
その後、父親の仕事の関係で転校を繰り返し
壁とぶつかりながら、歩みを進めた。

私の場合は、考える機会を否応なしに与えられた。
転校も自分で選んだ道。
転校せず、一人でがんばる道もあった。

自分を認める代わりに、相手も認める。
相手を受け止める受容力。

でも、受け入れるだけではなく、積極的に
かつ協調的に自己主張する。

どう生きるか。
道徳教育とは、決して机上の空論ではない。
生活の中で培っていく、行動学だと思う。

時務学だけではなく、人間学こそが、今改めて
求められている。

親、先生はもちろん、日本人全員が気づき、
身に付ける努力を、改めて行う時が来ている。

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2015年4月 5日 (日)

勤務より任務、社命より使命

JXの広告が奮っている。

「勤務ではない。任務だ。
社命ではない。使命だ。」

ガンダムと共に登場する、この言葉。
なかなか説得力がある。

仕事を考える時、これは重要な観点かも知れない。

「与えられたもの」と受け止めるのか、
「自ら行うもの」と受け止めるのか。
この差は、大きい。

なぜ、この仕事を行うのか。
さらに言うと、何のために、誰のために。

何を、どこまで深く、
誰を、どこまで広く捉えるか。

それにより、どこまで高く到達出来るかが決まる。

「任務ではない。生き甲斐だ。」
「使命ではない。天命だ。」

さらに、この領域に立つ事が出来れば、
人生本望だろう。

一歩でも、近づきたいものだ。

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2015年4月 1日 (水)

別れの握手

昨日は、ジムでお世話になっていたKさんの、
最後の出社日だった。

彼は22歳。
専門学校を出て、すぐに当ジムへ入社。
知的好奇心が旺盛で、トレーニングのサポートを
受けながら、いろいろな話しをした。

印象に残っているひとつに、コアトレーニングの
効果的な実施方法を教えてもらった事がある。

今も、脚のトレーニングに取り入れて、毎回行っている。

「Kさんは、まだ居る?」
「今日はもう上がりですが、隣の部屋に居ます。」

Kさんが、声を聞き付けて別室から出て来た。

「今日は、Kさんの顔を見るために来たよ。」
「ありがとうございます。」

打ち合わせを早めに切り上げて来た甲斐があって、
ぎりぎり間に合った。

彼は、パーソナルトレーナーを目指して転職する。
学校時代の先輩がそのジムの責任者となり、
戦力アップのために声を掛けてもらった。

「Kさんは誠実だし努力家だから、パーソナルトレーナーに
向いていると思うよ。」
「次は、奄美の水深30mの海底で再会しよう。」
「それは、きついですね。」

以前、奄美の海の話しをしたら、ぜひ潜りたいとの事。
彼なら、すぐにライセンスも取れるだろう。

ジムを離れても、改めて新たな出会いが待っている。

最後に交わした握手は、別れの握手と共に、
再会を期する握手でもあった。

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