37年ぶりの母校
昨日、卒業以来37年ぶりに、母校である慶應義塾大学へ
行って来た。
要件は、仕事の打ち合わせ。
37年も経つと、さすがにいろいろと変わっていた。
幻の門が移動し、元あった場所には校舎が建っていた。
これ以外にも、改築・増設された校舎が、いくつもあった。
打合せの後、私を今回同校へ導いて頂いたKさんと共に
敷地を一周した。
演説館は、昔どおり木々に囲まれ、ひっそりと佇んでいた。
山食は、元の特別食堂の位置へ移動していた。
今も時々夢に見る、学部の掲示板は、今も健在だった。
歩くごとに、昔の記憶が蘇って来る。
37年間が、あっと言う間に過ぎてしまった感じ。
なぜ、長きに渡って母校を訪れなかったのか。
それは、敷居が高かったため。
母校に胸を張れる、一角の人物になれたのか。
自問自答すると、なかなか足が運ばなかった。
でも、もっと気軽に考えていいのかも知れない。
その証拠に、何か包み込まれるような感じも受けた。
思い起こせば、出身である神奈川県立湘南高校へも
卒業以来、出向いていない。
この辺で、気持ちに区切りを付け、足を向けて
みようか。
そんな気に、させられた。
三田の中央にそびえる大イチョウの樹。
風に揺らぎながら、昔と変わらない姿を示して
くれていた。
これをご縁に、母校との関係が深まればと思った。
| 固定リンク
コメント