ネット社会の実態
新車のホンダジェイドに、インターナビが装備されている。
最初は、その名称の意味が分からなかった。
単に、GPS機能が搭載されているだけだと思っていた。
しかし、違っていた。
電波を受信するだけでなく、発信している。
「インターネットに接続しているナビ」の意味。
その証拠に、走った後、ネット上のマイページを開くと、
走行距離が表示されている。
という事は、電波の発信状況を辿れば、車がどこを
どのように走行したかが、全て分かるという事。
何かあった時に、位置を把握してもらうにはいい。
しかし、一方でプライベートな情報が筒抜けという事。
これは、怖い。
パソコンでも、同じ事が言える。
ネット上のサーバーにデータを保存すると、どこに居ても
どのパソコンからでも、同じ情報にアクセス出来る。
大事なデータの、バックアップとしても心強い。
しかし、手元を離れた所にあるので、悪意の者の手に
掛かったら、全て漏洩する恐れがある。
一歩間違えば、個人の生活が全て暴露される。
そう考えれば、スマホやスイカ、クレジットカードも
履歴を辿れば、同じ恐れを持っている。
全てのデータがリンクすれば、本人が把握している
以上の価値ある情報となる。
これらツールは、使えば便利この上ない。
しかし、ネットの時代は、諸刃の剣。
ある意味、覚悟して使う必要があると改めて思った。
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