これが大宮盆栽美術館か
先日、仕事の前に、「さいたま市 大宮盆栽美術館」へ
立ち寄った。
さいたま市に住んで12年。
その存在は知っていたが、訪れた事がなかった。
一言で感想を言うと、「感動した」。
そこには、素晴らしい世界が、繰り広がっていた。
これまでは、盆栽と聞くと年寄の趣味程度にしか
捉えていなかった。
しかし、今回、この考えの浅はかさに気づかされた。
まさに、小宇宙。
盆栽を中心に、それぞれの世界が形成されていた。
「閉じられた空間」ではなく、「開かれた空間」。
盆栽自体は小さいが、それらがオーラを放ち、
無限の広がりを持っている。
外国の方々も、何人も来られていた。
アメリカ人、カナダ人等。
若者、ご夫婦等、その内訳も様々。
この芸術は、その場の空気を吸わないと、
きっと理解出来ないと思う。
アメリカの若い男性が、舐めるようにして
見入っている姿が、非常に印象的だった。
熱い中、一つひとつ丁寧に鑑賞している。
これは、日本が世界に誇れる、芸術の象徴
だと感じた。
折しも、2017年に、さいたま市で世界盆栽大会が
開催されるとの事。
日本の真の姿が、世界に発信される事を期待したい。
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