生きがい3原則
日経ビジネス最新号に、日野原重明氏と稲盛和夫氏の
対談が掲載されていた。
日野原氏は、103歳。
聖路加国際病院名誉院長であり、現役のお医者さん。
稲盛氏は、83歳。
京セラ及び日本航空の名誉会長であり、現存する
経営の神様と言われている。
お二人とも、まさに円熟した師。
対談の中で、日野原氏のお話しが、特に印象に残った。
2000年に、「新老人の会」を立ち上げたとの事。
国は、75歳以上の高齢者を、後期高齢者と呼んでいる。
これを失礼な言い方だとし、新老人と名付け直した。
言葉は、意識を変える。
より前向きに生きるためには、呼び方から変える必要がある。
そして、新老人の会のモットーが、以下のとおり。
① 愛し愛されること
② 創(はじ)めること
③ 耐えること
行動の起点が、全て自分になっている。
「される」のを期待し待つのではなく、自ら「する」。
愛から始まるのは、いかにもクリスチャンらしい。
私の場合は、深い仁の心で自他と接すると、言い換えたい。
そして、後顧の憂いがないように、経験知を活かしつつ、
これまでとは違う足跡を残す。
決して諦める事なく、歩み続ける。
単に耐え忍ぶのではなく、1mmでも前進する気概を持つ。
天に召されるまで続けられたら、どんなに幸せだろう。
全ては、気持ちの持ち方。
「生きがい3原則」、よく心して置きたい。
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