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2015年6月 1日 (月)

考える方法4原則

TOPPOINT最新号に、「考える方法4原則」が
紹介されていた。

この4原則は、17世紀フランスの哲学者
ルネ・デカルトが、「方法序説」の中で唱えたもの。

考える方法4原則は、以下のとおり。

① 全てを疑う。
② 分けて考える。
③ 単純で分かり易いものから取り組む。
④ 可能性を全て列挙・網羅する。

古今東西、真理はやはり同じかと思った。
現代風に言い換えると、次のようになる。

まず、ゼロベース思考で捉える。
既成概念を排除し、新鮮な気持ちで見詰める。
その際、豊かな好奇心の下、問題意識を持って
対象を多角的に観察し、可能性を探る。

次に、フレームワーク思想で捉える。
観察した結果を、いくつかの軸で整理し、
もれがないかを更に確認する。
その際、全体構造をイメージしながら、
相互の関係性を把握する。

最後に、オプション思考で捉える。
効果的なアプローチ方法を、出来るだけ多く考える。
その中から、シナジー効果創出と着手容易性の観点
から検討し、第3の解を導き出す。

こう書くと難しそうだが、要は、柔軟に対応するという事。

社会科学の世界では、普遍的な正解を見出す事は難しい。
前提条件が、常に変化している。

その意味では、③の「単純で分かり易いものから取り組む」
は、改めて大事かも知れない。
まずは、ジャブを入れて見る。

考え方を比較すると、いろいろなものが見えて来る。

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