フェンシング再開
今年に入ってから滞っていたフェンシングを、再開した。
先週の土曜日、何と言われるだろうかと、恐る恐る
スクールの扉を開いた。
その瞬間、フロントにいたAコーチと目が合った。
「あっ、こう言う事があるんだね、気持ちの通じる事が。}
「大変ご無沙汰していました。」
「今日、まさに連絡しようと思っていた所だよ。
病気して来れないのかと、心配していたんだ。」
真顔で言われた。
2階のロッカールームへ行ったら、メンバーのOさんが居らした。
「おお、久しぶり。ダイビングで亡くなったかと思ったよ。」
笑顔の裏に、気に掛けてくれていた気持ちが、ひしひしと
伝わって来た。
ユニフォームに着替えて下に降りて行くと、キッズの
付き添いで来ていた、お母様方に出会った。
「まあ、お元気でいらっしゃいましたか。」
皆さんに声を掛けて頂いたその内容はいろいろだったが、
私の身を、一応に案じてくれていた。
胸がじーんとなった。
最後に、校長に声を掛けて頂いた。
「ずーとダイビングに行っていたの。」
「はい、いやそうではないです。」
しばらく来ないと、敷居が高くなってしまって。」
「内に、そんな高い敷居はないよ。」
気にし過ぎだと言う事を、遠回しに仰って頂いた。
離れて初めて分かった、皆様の温かい心。
この気持ちに応えるためにも、改めて通い直そう。
どのレベルまで辿り着けるかは、全く分からない。
暗中模索。
でも、それでいいのかも。
心の壁をひとつ乗り越える、貴重な経験をさせて頂いた
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