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2015年6月21日 (日)

女性社員の活用

研修を行っている時に、よく出て来る質問が、
年上の部下(男性)への対応方法。
次が、社員(女性)と派遣社員(女性)への対処の仕方。
外国籍の部下(男性)に対する質問も、時々ある。

時代と共に、労働条件や雇用形態が多様化している。
今後、さらに、様々な質問が増えるだろう。

その中で、今後、管理者に考えて欲しい基本の
ひとつが、女性社員への接し方。

女性は、男性と違う考え方を取る。

根本的に見ると、使う脳の主要領域が違う。
男性は、左の論理脳を多用する。
女性は、右の感情脳を多用する。

その結果、
男性は筋を通し、女性は想いを重んじる。
男性は、組織に生き、女性は個人から発想する。

キャリア研修を行うと、これらの違いが浮き彫りに
なる事がある。

男性は、ビジネスキャリアから考え、
女性はライフキャリアから捉える。

故に、管理者は、脳の両刀使いになる必要がある。
どちらの観点からも、アクセスが可能。

常に余裕を持ち、大所高所から物事を客観的に
洞察出来る能力。

実は、この対応は、女性社員に限らない。
まさに、ダイバーシティマネジメントを進める上で、
求められる能力。

管理者は、来るべき多様化の世界に備え、
女性社員の胸を借り、自分を鍛えておく必要がある。

まずは、どこまで自分に素直になれるか。
自分を通すのではなく、自分を見詰める。
その姿を、女性社員は、見ている。

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