母と共に盆栽美術館へ
一昨日の体育の日、母と共に大宮にある盆栽美術館へ
行って来た。
ホームへ車で迎えに行き、そのまま美術館へ。
連休最終日だったが、早めに行動したため、
快適なドライブ。
私は、2度目の訪問。
とても良かったので、暑さも収まった日、
母を誘った。
この美術館は大きくはないが、見応えがある。
庭に配置された盆栽を引き立たせている、
周りの土塀と竹林。
池には蓮の花が、一輪咲いていた。
水面には、小さなあめんぼうが。
何とも、静かで平和な風景。
まだ開館したばかりだったので、人はまばら。
でも、老夫婦、若いペア、子連れの家族、
外国の方等、様々な方が、この空間を楽しんでいた。
「ゆっくり出来るね。」
お互いに、顔を見合わせて、思わずつぶやく。
企画展で、「鉢木(はちのき)」物語の展示がされていた。
北条時頼の廻国伝説を元にした、能の一曲。
僧に扮した時頼をもてなすため、老武士が大事に
していた盆栽を、火にくべた一節が出て来る。
「いざ鎌倉」の語源ともなった由来がある能。
「こんな所で、鉢木に出会うとは思いもしなかったわ。」
母は、以前、謡を習っていた。
懐かしそうに、説明を読んでいた。
あっと言う間の1時間。
いい時間を、過ごす事が出来た。
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