求道と邪道
何かを追い求める時、それを「道を極める」と言う。
求道する過程で、自分を限りなく磨く。
そして、気づく。
この道は、自分だけの力で歩いているのではない。
歩かせてもらっている。
気づかずに唯我独尊の世界に陥った時、
「道を誤る」と言う。
邪道を歩み、我が身を削る事となる。
活かし、生かされている。
周囲の力によって、天によって。
そこに、感謝の念が生じて来る。
この謙虚さが、「周りに仕える」気持ちを
呼び起こす。
これを、利他主義と言う。
一歩一歩、人は大人(たいじん)に近づく。
邪道に入った場合は、自分本位。
支配する事が、全てを占める。
「周りを強いる」
これを、利己主義と言う。
知らない内に、小人(しょうじん)に陥る。
求道と邪道。
しかし、この2つは紙一重。
視野の広さが決め手。
常に、大所高所からの思考が大事。
視野狭窄に陥る事なく、進みたいものだ。
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