女性自衛官に聞く「心鍛術」
日経ビジネスオンラインで、興味深い記事
と出会った。
それが、女性元自衛官がリーダーに伝える
「心鍛術」の心得。
筆者は、玉川真里氏。
陸上自衛隊入隊後、臨床心理士を取得。
年間2000件以上の相談を受けて来た。
自衛隊と言うと勇ましいイメージを持つ。
それはその通り。
しかし一方で、心の病も根が深いとの事。
第1回目の今回、以下を、まとめとして
記されていた。
①心の危機は、過酷な時期が終わって、
気が緩んだ時にやって来る。
②他人の基準や評価に振り回されない。
①に対応するためには、厳しい状況下の時
こそ、「生活リズム」を崩さず無理をしない。
②に対応するためには、厳しい状況下の時
こそ、「マイペース」で一つひとつ確実に行う。
心が強いと言う事は、無理が出来る事でも、
能力を無限に発揮する事でもない。
自分の存在、つまり「自分らしさ」をしっかりと
自覚出来る事とされていた。
イチロー選手や五郎丸選手の、自らのルーティン
を大事にする姿に重なるものがある。
「自分らしさ」の自覚は、ドライブ(内なる
エネルギーの源」)を自ら認識する事である。
また、動機づけの要素である動因(行動の要因
となる内部から湧き上がるもの)を自分自身で
把握している事でもある。
自分のぶれない軸、つまり自分軸を持っている
事が、真の心の強さとなる。
ルーティンを繰り返す中で、自分軸を鍛えて
行きたい。
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