これが「車いすフェンシング」か
昨日の午後、何気なくテレビを見ていた時のこと。
いきなり、車いすの上で、フェンシングをしている
方の姿が映し出された。
「車いすのフェンシング競技があるのか。」
これが、素直な感想。
後で調べて知ったが、実はヨーロッパでは人気の競技。
1960年の第1回パラリンピックから採用されている。
番組は、NHKのハートネット。
パラリンピックの選手達を、応援のため特集。
今回は、10/6(火)放映分のアンコール放送。
登場人物は、藤田道宣(みちのぶ)選手(28)
19歳の時、海水浴で頭を打って頸椎を損傷。
その後、車いす生活を余儀なくされた。
高校時代には、フェンシング選手として活躍した。
高校の先輩に、太田雄貴選手がいた。
病室での太田選手の何気ない一言が、始める
きっかけとなる。
現在、日本代表選手。
リオのパラリンピック出場が目標。
しかし、まだ程遠い。
世界ランク10位以内でないと参加出来ない。
今は、24位との事。
今、右手の握力がほとんどない。
腹筋力も極めて弱い。
とても厳しい状況。
でも、駆け引きのうまさで、ここまで来た。
見ていると、見事な剣さばき。
脚が使えないので、腕だけが頼り。
ジムで、ベンチプレスで胸を鍛える。
ダンベルで腕を鍛える。
外国選手に勝つには、パワーが必要。
現在、京都の籠谷大学大学院在学中。
同じフェンサーとして、心から応援したい。
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