初めての「お食い初め」
このような儀式があったのか。
次女夫婦が催した、孫の「お食い初め」。
子供が、一生食べ物に困らないように願い
赤ちゃんに食べ物を食べさせる儀式。
乳歯が生え始め、そろそろ離乳食をという
生後100日~120日に行うのが通例。
平安時代からの伝統ある儀式。
祝い膳は、通販で手配。
一汁三菜の品。
我が家に届き、次女達がやって来た。
それもそのはず。
近親で年長の者が、「養い親」として
行う事になっている。
男の子の場合は、男性なので私。
膝の上に乗せ、食べさせる真似をする。
順序は、飯、汁、飯、魚、飯、汁の順。
祝い箸を唇に当てて行く。
最後に、歯固めの儀式を行う。
箸の先を歯固め石につけ、その箸を孫の
歯茎に当てる。
孫本人は、何の事か分からず。
膝に座って居たので顔は見れなかったが、
きっとふてくされていただろう。
でも、将来大きくなってから、
きっと、両親の愛を感じる一コマとなる
気がする。
今、廃れようとしている伝統の行事。
でも、行って見ると大事な事のように思う。
形式という型の中に込められた心の結晶。
そのような意味を、改めて感じた。
これまでは、自分の心に従って生きて来た。
でも、儀式の中で、お互いの心を豊かに
育む方法もありかと今更ながらに思った。
いろいろな事を感じた「お食い初め」だった。
| 固定リンク
コメント