憎いね!アマゾン
昨年暮れ、アマゾンに2冊の本を同時に注文した。
両方とも、田坂広志氏の書籍。
1冊は既刊本だが、もう1冊は、年明けに発刊
される新刊。
配送の選択画面で、一括配送を選んだ。
必然的に、新刊が発送出来る時期まで、2冊とも
到着を待つ事になる。
急いで読む必要がなかったため、これでよしとした。
配送の手間を考えると、社会的に貢献する事にもなる。
しかし、年が明け少し経って、アマゾンからメール
が届いた。
「準備が整ったものを、分割して発送します。
費用は発生しません。」
このような事があるのかと、驚いた。
サービスも、ここまで来たかと。
配送費用が、必然的に発生する。
タイトルの「憎いね」は、2つの意味がある。
1つは、まさに「気が利いたサービス」。
客の気持ちを先取りした、心憎いサービス。
もう1つは、「憎過ぎるサービス」。
発生する費用が、どこへしわ寄せされるのか。
配送業者へ行く事は、目に見えている。
低賃金、長時間労働を強いられる者が、
いつも犠牲となる。
ドローン配送が本格化すれば、また別の世界が
広がるかも知れないが。
社会的費用を抑えるために、利便性を多少我慢する
必要性が生じているように思う。
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