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2016年3月11日 (金)

志と絆

月刊「致知」の最新4月号で、鍵山秀三郎氏(イエロー
ハット創業者)と上甲晃氏(松下政経塾元塾頭)の対談が
掲載されていた。

そこで、人生の危機管理における重要ポイントとして、
2つのキーワードを上げられていた。

それが、志と絆。

意訳すると、以下のようになる。

志のある者は、その「熱い魂」に、突き動かされる。
打算は、一切なし。
それが、苦境を突破するエネルギーとなる。

同志と絆を結んでいる者は、いざという時に、
「自然と」支え合う関係となる。

例として、5年前の東北大震災後の、あるパン屋さんの
復興例を挙げられていた。
奇しくも、今日が震災から5年目。

突き動かされる「熱い魂」と、「自然」と支え合う関係。
両者に共通するのは、利ではなく、仁の心。

損得勘定を超えた使命、いや天命の世界。

使命とは、授けられたもの。
言い換えると、天の使者から命じられたもの。
任務の上位バージョン。

天命とは、遣わされたもの。
言い換えると、天そのものから命じられたもの。
天の分身として、天から命を賭して行うように諭されたもの。

自分の行いを、どのレベルで捉えるか。
改めて、覚悟を振り替える機会を与えられた。

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