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2016年3月20日 (日)

飽食の食料品売場

先日、最寄りのイオンの、食品売場に足を踏み入れた。
ある品を探すために。

イオンへは、気晴らしによく行っている。
しかし、専門店やフードコートが中心。
スーパーマーケットの方は、ほとんど出向かない。

慣れない売場を、商品を探しながら、歩き回った。
その途中で、否応なしに、いろいろな食品が目に入る。

パンが山積み。
乳製品も、数限りなし。
その他諸々。

その一角で、店員さんが商品の撤去をしていた。
消費期限が来た品を、棚から外していたのだ。

「これらが、全て廃棄か。」

思わず、つぶやいてしまった。

「ここで買われていく商品は、一体どれ位の量なのだろう。」

スーパーは、大量陳列で消費者の購買意欲をあおる。
そのため、品切れはもっての外。
売り切れないのは、計算済み。

マーケティング手法としては分かる。
しかし、何と勿体ない事か。

これが、机上で考える理論と現場の認識の違いだろう。

「何とかならないのかなあ。」

売場で、1人で思わず考え込んでしまった。

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