焦点の置き所
最近、あるテーマの調査・研究を行った事例を、
お伺いする機会を得た。
発表者は、その仕事に携わった経営コンサルタント。
受講者は、同業や講師の方々。
基本的には、講演会。
しかし、発表者のご配慮により、受講者同士で
話し合う場を、要所で設けて頂いた。
私のグループは、私を含め4名。
どなたも、経営コンサルタントが本業の方々。
研修講師に軸足を置いているのは、私だけ。
「では、各グループで、ここまでの感想や
情報の交換を行って下さい。」
配られていたラベルに記入し、グループ内で発表。
これを、途中で3回行った。
これらの話し合いで、感じた事。
それは、3名と私の話す観点が、180度違っていた事。
経営コンサルタントの皆さんは、調査方法の是非や
発表内容の優劣について、コメントを述べられていた。
私は、講演から何を学び、それらを今後どのように
自分の中で活かして行きたいかを述べた。
この違いを、彼らは感じただろうか。
他者に焦点を置くのか、自分に焦点を置くのか。
howに焦点を置くのか、whatに焦点を置くのか。
単に批評するだけでは、物足りない。
それを、どのように自分の課題として取り込んで
行くのかが大事。
元経営コンサルタントとして、気になった。
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