大人(たいじん)の生き方
先日、メンター研修を行った際、
メンターになる方から、質問を受けた。
2ヶ月に1回の面談で、足りるかと。
会社の制度では、就業時間中に行うルール。
時間という貴重な資源を使う事になる。
相手は新入社員で、悩みが深い場合もある。
「毎回の話し合いの深さに依りますね。」
「どういう事ですか。」
「信頼関係があれば、最初から本音の話し合い
が出来ます。」
「それでも時間が足りなかったり、回数を
増やしたい場合は、どうすればいいですか。」
「それぞれの上司に許可を得て下さい。」
分析型の方で、質問が細かい。
この方の場合は、さらに説明した方が良さそう。
「この後は、メンターの仕事を、どう捉えるかです。
単に勤務と捉えるか、それとも任務と捉えるかです。」
その気になれば、昼休み、就業後、休日だって活用可能。
メンターは、生活面・心理面の支援が役割。
会社での悩みの原因が、私生活に及ぶ事もある。
その際、自分の立ち位置を問われる。
メンターの方々には、自分を大人(たいじん)に
育てるきっかけと捉えて頂きたい。
大人とは、世のため人のために生きる人。
利他の精神を、どこまで持つ事が出来るか。
彼らの今後の成長が、楽しみである。
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