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2016年5月29日 (日)

懐かしい町並み

昨日、50年ぶりに小学生の頃育った町を散策した。

兵庫県高砂市荒井町が、その地。

祖母の25回忌と父の7回忌で、高砂駅近辺
のホテルに前泊したのを機に、一人で
隣町の荒井町へ出向いた。

その間、同行した母は、知人と面会。
そのため、自由に歩き回れた。

6年間通った荒井小学校は、立派な校舎に
建て替っていた。
周辺にあった文具店や市場は、姿を消していた。

住んでいた社宅の跡地には、高砂市市民病院
が建っていた。
新しい幹線道路が通り、すっかり様変わり。

しかし、路地裏へ行くと、懐かしい軒先が。
そして、神社やお寺は、昔の佇まいを残していた。
よく通った模型店が健在だったのには、驚いた。

歩く度、見る都度に、思い出される。
この地を起点に始まった、その後の50年の月日が。

その後、父の仕事の関係で、岩手県北上市へ、
そして神奈川県藤沢市へと中学校を2回転校。

藤沢市では、両親と別居し、亡くなった祖母と
2人で暮らしで、高校と大学へ通った。

全ては、ここから始まった。
今まで、よく生きて来たものだ。

これから先、もうこの町を、このように
感慨深く歩く事はないだろう。

懐かしさと共に、これからの時間を、より
大事にしたいと思った。

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