懐かしい町並み
昨日、50年ぶりに小学生の頃育った町を散策した。
兵庫県高砂市荒井町が、その地。
祖母の25回忌と父の7回忌で、高砂駅近辺
のホテルに前泊したのを機に、一人で
隣町の荒井町へ出向いた。
その間、同行した母は、知人と面会。
そのため、自由に歩き回れた。
6年間通った荒井小学校は、立派な校舎に
建て替っていた。
周辺にあった文具店や市場は、姿を消していた。
住んでいた社宅の跡地には、高砂市市民病院
が建っていた。
新しい幹線道路が通り、すっかり様変わり。
しかし、路地裏へ行くと、懐かしい軒先が。
そして、神社やお寺は、昔の佇まいを残していた。
よく通った模型店が健在だったのには、驚いた。
歩く度、見る都度に、思い出される。
この地を起点に始まった、その後の50年の月日が。
その後、父の仕事の関係で、岩手県北上市へ、
そして神奈川県藤沢市へと中学校を2回転校。
藤沢市では、両親と別居し、亡くなった祖母と
2人で暮らしで、高校と大学へ通った。
全ては、ここから始まった。
今まで、よく生きて来たものだ。
これから先、もうこの町を、このように
感慨深く歩く事はないだろう。
懐かしさと共に、これからの時間を、より
大事にしたいと思った。
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