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2016年6月 5日 (日)

「努力論」読了

幸田露伴の著した「努力論」を読んだ。

幸田露伴は、明治の大作家であり、第1回目の
文化勲章の授章者。

当書は、「努力こそ人を幸福にする最善の道」を
理論的に大成した書。
それ故、かなり読み応えがあった。

この中で、印象的だったのが、次の内容。

努力と言うのは、努力を意識せず、没頭している時に
こそ、最高の結果を出せる。

これは、「気が張る」という状態。
その時、人間は自然から与えられた最も強い力を発揮
する事が出来る。

また、幸福三説も説かれていた。
・惜福(せきふく):幸せを取り尽くさず、将来のために
                       取っておく事。
・分福(ぶんぷく):幸せは必ず、人と分かち合う事。
・植福(しょくふく):後世の人々も幸福であるように、
                       幸せの種を播いておく事。

幸田露伴は、当代一流の知識人として知られ、あらゆる
学問に精通していた。
そして、雑事に至るまで、真剣に取り組んで来た方でもあった。

一見、効率的ではないかも知れない。
しかし、全ては繋がっている。

「努力は、決して裏切らない。」

努力は、必ずどこかで報われる。

当書を読んで、改めてこの意を強く持ち直した。

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