「むずかしい」ことを「やさしく」
作家の故井上ひさしさんが仰った中に
以下の言葉がある。
「むずかしいことを、やさしく
やさしいことを、ふかく
ふかいことを、おもしろく」
この言葉を聞いた時、うまい表現をするなと
感じ入った。
それ以来、講師として仕事をする場合、
この言葉のとおり行動する事を心掛けている。
でも、実行は難しい。
まず、本質が掴めていないと、やさしい言葉に
置き換える事が出来ない。
本質把握力が必要。
また、味わい深い表現が出来ないと、
心に残らない。
表現力が必要。
その上で、行動してもらうためには、意欲が
出るように仕掛ける必要がある。
語彙力が必要。
さらに言うと、場を和ませるジョーク。
前提として、その場の空気を読む力。
根本の所では、個々人の特性を感じ取る力。
まさに、コミュニケーションの総合技。
「彼を知り己を知れば百戦危うからず」
受講者の方々と、しっかり向き合って行きたい。
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