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2016年7月11日 (月)

体系的理解の重要さ

「小石をいくら積んでも、岩にはならない。
経験をいくら積んでも、体系だてないと力にはならない。
知識の細切れをいくら集めても、判断は生まれない。」

武野 武治(むの たけじ)氏の言葉。
何と、101歳の現役ジャーナリスト。

その姿は、写真でしか拝見したことがない。
確かにご高齢。
しかし、目は活き活きとされていた。

そこには、幾多の試練を乗り越えて来られた、
風格が感じられる。

きっと、ジャーナリストとして、戦前戦後を通し、
ありとあらゆる情報に触れて来られたのだろう。
その方が、仰っている言葉には、重みがある。

知識をいくら得ても、それだけでは役に立たない。
返って、頭でっかちで詭弁を弄する、始末に悪い存在となる。

自分なりに咀嚼し、既存の知識との関係性を見い出す。
そして、一体として理解を深める。

これを繰り返して行くと、複雑だったものが、
シンプルになって来る。
これが、真理が見えて来るという事か。

ここまで来ると、自ずと行動に表れるようになる。

行動とは、判断の結果なされるもの。
自然体で判断出来るようになったら、本物だ。

論語の言葉が、思い出される。

「学びて思わざれば、則(すなわ)ち罔(くら)し。
思いて学ばざれば、則(すなわ)ち殆(あやう)し。」

:学んだだけで自分で考えることをしないと、
何もはっきりと分からない。
ひとりで考えているだけで広く学ぶことをしないと、
狭く偏ってしまう恐れがある。

今と2500年前の言葉が、結合した。

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