ロゴス・エトス・パトス
言葉を繰っていると、古今東西で相似の表現と出会う。
①ロゴス・エトス・パトス
これは、アリストテレスの言葉。
人を説得する3要素として、「弁論術」に記述されている。
ロゴスは「論理」、エトスは「人格」、パトスは「情熱」
②知仁勇
これは、孔子の言葉。
君子の備える3要件として、「論語」に記述されている。
知は「知者」、仁は「仁者」、勇は「勇者」
③智情意
これは、渋沢栄一の言葉。
完全な常識の3側面として、「論語と算盤」に記述されている。
智は「智恵」、情は「情愛」、意は「意志」
体に例えると、順に、左脳、心、右脳
能力に例えると、順に、IQ、EQ、EQ
軸に例えると、順に、技、心、体
どの3要素もお互いに繋がり、一体として機能する点は同じ。
どの言葉も、人から信頼を得、一角の人物になるための
重要な教えを短い言葉で説いてくれている。
これらを、現実の世界で、どのような観点で捉え
自分を鍛えて行くのか。
人によって、それは様々。
大事な事は、続ける事。
常に、3つの言葉の3つの観点を意識し、鍛錬して行きたい。
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