夢を語る大事さ
マネジメント研修を行っている時、時々、
世代の経営者の言葉を紹介する事がある。
つい最近、自職場のビジョンを描き出し、
自分の言葉で語って頂く演習を行った。
その時、紹介した言葉が、永守重信氏の名言。
「ホラを吹き、夢を語る。
会社や世の中をもっと良くするんだと
楽観的に考えていかないといけない。
私は役員会では厳しいことを言って危機感を持たせ
ますけど、 社員には夢しか語りません。」
08年5月に、カンブリア宮殿に出演された時も、
同様の事を仰っていた。
「経営者は、ホラを吹かないと、夢を実現出来ません。」
永守氏は、日本電産の社長兼CEO。
小さな会社を、M&A等を効果的に活用しながら、
世界有数の会社に育て上げた。
ホラとは、つまり夢。
ここでは、魂のこもった、こうなりたいという強い想い
を意味している。
他をそそのかそうとするウソとは、全く次元を異にする。
自分で言った以上は、執念を持って取り組む必要がある。
「すぐやる。かならずやる。できるまでやる。」
これも、永守氏の言葉。
この言葉を仰る永守氏の姿には、気迫が満ちていた。
次世代を生き抜く、リーダーの姿を見た。
後に続きたいものである。
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