体の声に従う
出張へ出ると、夕食等をコンビニで調達する場合が多い。
しかし、どうも体調がおかしい。
家庭で妻が作ってくれる食事と、明らかに違う。
以前は、そんな事を気にせずに食べていた。
しかし、最近は、体が敏感になって来たのかも知れない。
健康欲が、食欲に勝って来た証拠か。
海で自然に接していたり、オペラで芸術と触れている事で、
本物に触れる機会が多くなったせいか、
食に対する本来の感覚が磨かれて来たらしい。
古代中国に、老家という思想家集団が居た。
その代表である老子が次の言葉を唱えた。
「無為自然」
意味は、人為的な行為を排し、宇宙のあり方に従って
自然のままに振る舞う事。
この考え方を、社会生活において、そのまま適用する
事には、若干違和感がある。
しかし、自分の心身を健康に保つためには、
いい教訓となる。
体から発して来る声に、耳を傾ける。
頭から発して来る声が、いつも正しいとは限らない。
人工的に作られた味に、惑わされない。
健全な味覚の下に、健全な心身が培われる。
今後も、体からの声に従って行きたい。
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