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2016年11月 5日 (土)

人には長所と個性しかない

致知出版社のメーリングリストを読んでいて、
はっとする言葉と出会った。

「私がいつも言っているのは、人には長所と個性
しかない、短所はないということです。」

仰った方は、人材教育家の井垣利英氏。

短所はないと言い切っている所が、素晴らしい。
この言葉の裏に、以下のような真意を感じる事が
出来る。

一見、短所と見えるものも、実は大事な個性であり、
疎かにしてはならない。

それは、長所の対極にあるものではなく、長所が
姿を変えて表れているに過ぎない。

見方、捉え方を変えると、長所の顔が見えて来る。
つまりは、自分の本来の持ち味を、しっかりと認識し、
大事にして行こう、という事だと解釈した。

これは、相田みつを氏の、「みんなほんもの」の
考え方と、符合している。

大事な事柄を、それぞれの方が、いろいろな言葉で
表現している。

時代を経て、場所を変じ、まさに時空を越えて、
真理は語り継がれて行く。

この言葉をコンセプトにした井垣氏の談話が、
近日中に届く月刊『致知』2016年12月号「人を育てる」
に掲載されているとの事。

改めて拝読する時が、楽しみだ。

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