3次元で捉えると
一見、正反対の方向を指しているものが、
工夫によっては、同じ目的を実現するために
貢献し合う事が出来るようになる。
この時に必要なのが、別の観点から、その
2つの関係を見詰める事。
以前、自分が受けたキャリア研修の診断で、
能力の指向性と、興味の指向性が正反対に
出た事があった。
若干戸惑ったが、自分史の過去を紐解いて
みると、その謎が解けた。
今は、その興味での得意技を、能力発揮の場
である仕事で、存分に活かしている。
要は、「人のお役に立つ」という価値観。
一見矛盾するようでも、大所高所から眺めると
相互補完関係になっている所が面白い。
同じような例は、考えてみれば、他にも多数
ある事に気づく。
性格の違う夫婦が、長年連れ添っている。
要は、「愛」というお互いを想い合う感情。
NBAプロのバスケットチームでも例がある。
マイケル・ジョーダンが率いたシカゴブルズ。
個性豊かなベクトルの違う選手を束ねた。
要は、「勝つ」という目標。
何のために、私または我々は存在しているのか。
その根本の問を考える中で、要が見えて来る。
2次元に、見えないもう一軸を加える事で
矛盾が最強の武器になる。
物事は、3次元で捉えて行きたいものだ。
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