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2016年11月 3日 (木)

3次元で捉えると

一見、正反対の方向を指しているものが、
工夫によっては、同じ目的を実現するために
貢献し合う事が出来るようになる。

この時に必要なのが、別の観点から、その
2つの関係を見詰める事。

以前、自分が受けたキャリア研修の診断で、
能力の指向性と、興味の指向性が正反対に
出た事があった。

若干戸惑ったが、自分史の過去を紐解いて
みると、その謎が解けた。

今は、その興味での得意技を、能力発揮の場
である仕事で、存分に活かしている。
要は、「人のお役に立つ」という価値観。

一見矛盾するようでも、大所高所から眺めると
相互補完関係になっている所が面白い。

同じような例は、考えてみれば、他にも多数
ある事に気づく。

性格の違う夫婦が、長年連れ添っている。
要は、「愛」というお互いを想い合う感情。

NBAプロのバスケットチームでも例がある。
マイケル・ジョーダンが率いたシカゴブルズ。

個性豊かなベクトルの違う選手を束ねた。
要は、「勝つ」という目標。

何のために、私または我々は存在しているのか。
その根本の問を考える中で、要が見えて来る。

2次元に、見えないもう一軸を加える事で
矛盾が最強の武器になる。

物事は、3次元で捉えて行きたいものだ。

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