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2016年11月10日 (木)

田臥勇太という男

昨夜到着した金沢のホテルの部屋で、
夕刊を見ていた時、田臥勇太という名が
目に泊まった。

NHK総合「グッと!スポーツ」の欄に、
その名があった。
これは、見なくては。

田臥選手は、日本を代表するバスケット選手。
アメリカのNBAにも、一時期在籍していた。

以前、テレビで、そのNBAにチャレンジしていた
田臥選手のドキュメンタリーを見た事がある。

日本では押しも押されもしない超一流の選手。
しかし、NBAでは苦戦を強いられていた。
でも、腐らず、出場のチャンスをひたすら待つ。

その姿は、とてもフラット。飾らない。

番組の中で、大事にしている言葉を紹介していた。
「never too late(決して遅すぎるという事はない)」

最後の最後まで諦めない事と解釈した。
魂は、熱い塊そのもの。

今年4月にBリーグを立ち上げた川淵三郎氏が、
プロバスケット界のカズになって欲しいと
ビデオメッセージを託されていた。

これを聞いた田臥選手は、それを目標にして
今後頑張りたいと仰っていた。

これは、素晴らしい出来事。
36歳にして、新たな大目標を抱いた事になる。

その究極の技「ノールックパス」が、さらに
冴え渡る日々がやって来る。

大志を抱き、ぜひ子供たちに「希望」という
ボールをパスして欲しい。

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