「翻訳」が大事
管理職研修で、受講者の方々へいつも話しを
しているひとつに、「翻訳」がある。
上司の言葉を、自分の言葉に翻訳する。
その上で、部下の分かる言葉に、さらに翻訳する。
二重の翻訳が必要だと。
リーダーシップを発揮するには、相手に影響を
及ぼす事が重要。
最終的に相手の行動そのものが変わらなければ、
影響力が発揮されたとは言い難い。
行動を変えるためには、腹落ちが大事。
腑に落ちないと、つまり真に納得出来ないと、
行動変容は期待出来ない。
そのためには、言葉を尽くす事が求められる。
上司の言う抽象ワードを翻訳し、自分の言葉に
置き換える。
そこで、初めて魂がこもる。
その上で、相手が共感する言葉で語り掛ける。
立ち位置も大事。
基本は、横に居て、下から支える。
これは、支援の体勢。
場合によっては、上に居て、上から引っ張り上げる。
新入社員等には、この指導の体勢から入る。
話す前に、見せる事が効果的な場合もある。
まさに「やって見せ、言って聞かせて、させてみせ」
である。
その過程で、実は自らが鍛えられる。
しっかりと、対応したいものだ。
| 固定リンク
コメント