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2016年12月28日 (水)

アセッサーの適性は

11年前の独立当時、数年間、アセッサーの
仕事をしていた。

昇進昇格を決定する際、対象者が相当の能力や
資質を持っているかを事前に審査する仕事。

研修の形を取って各種の演習を行い、そこで表出
される言動や書き物を見て、能力判定する。

淡々と見据える。
今ここで、何が起こっているのかを客観的に捉える。
洞察を通し、潜在能力や価値観、気質を見極める。

極めて専門的な対人観察能力が必要。
仕事につく前、アセッサーとしての適性判定を受け、
トレーニング研修を何回も受講した。

当時は、駆け出しの身。
全方向で仕事を見つけ、盛んにチャレンジした。
アセッサーの仕事も、かなり行った。

しかし、行っている内に、これは自分の志向とは
違う事に気づいた。

人を「裁く」のではなく「活かす」方に、より情熱を
傾けたい。
そう思って、アセッサーを卒業した。

アセッサーは、分析主導型の方が、より向いている。
MBTIで捉えると、ISTJ。
どちらも、自分と真反対のタイプ。

お陰で苦労もしたが、その分、指向性でない側の
スキルが磨かれた。

自分の成長に関して言うと、これもいい経験だった。
これからも、数々の経験をエネルギーに替えて
行きたい。

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