アセッサーの適性は
11年前の独立当時、数年間、アセッサーの
仕事をしていた。
昇進昇格を決定する際、対象者が相当の能力や
資質を持っているかを事前に審査する仕事。
研修の形を取って各種の演習を行い、そこで表出
される言動や書き物を見て、能力判定する。
淡々と見据える。
今ここで、何が起こっているのかを客観的に捉える。
洞察を通し、潜在能力や価値観、気質を見極める。
極めて専門的な対人観察能力が必要。
仕事につく前、アセッサーとしての適性判定を受け、
トレーニング研修を何回も受講した。
当時は、駆け出しの身。
全方向で仕事を見つけ、盛んにチャレンジした。
アセッサーの仕事も、かなり行った。
しかし、行っている内に、これは自分の志向とは
違う事に気づいた。
人を「裁く」のではなく「活かす」方に、より情熱を
傾けたい。
そう思って、アセッサーを卒業した。
アセッサーは、分析主導型の方が、より向いている。
MBTIで捉えると、ISTJ。
どちらも、自分と真反対のタイプ。
お陰で苦労もしたが、その分、指向性でない側の
スキルが磨かれた。
自分の成長に関して言うと、これもいい経験だった。
これからも、数々の経験をエネルギーに替えて
行きたい。
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