集中出来る限界時間は
研修の受講者が、研修中に集中出来る
時間は、どの位だろうか。
これまでの私の講師経験から言うと、
講義を聞く場合は、15分~20分。
これは、管理職を対象に、高度で
複雑な内容を話す場合。
今まで取得した知識や経験知と比較
検証して聴く場合、かなりのエネルギー
を必要とする。
そのため、章単位のまとまった話しは、
20分以上はしない事にしている。
その上で、講義の後、すぐに演習を行う。
そこで、改めて講義内容の理解確認や
促進を図って頂くようにしている。
その後、演習の発表等を行って頂くと、
理解のレベルが分かる。
それを受け、必要に応じて補講。
このパターンの進め方が、最も効果・効率的
に感じる。
また、個人演習で考えて頂く時間も
15分以上は取らないようにしている。
集中した結果、出て来た内容だけでいい。
一方、グループ演習で話し合って頂く
場合は、内容にも依るが、30分程度
取る場合もある。
研修は、時間に限りがある。
時間の枠の中で、効果を最大限上げるため
には、集中力の波を如何にコントロール
するかが、キーとなる。
| 固定リンク
コメント