永守流「働き方改革」
この方は、本当に核心を鋭く突いて来る方だ。
改めて、そう思った。
この方とは、日本電算会長兼社長の永守重信氏。
日経ビジネス16.12.26号で、ずばり指摘されていた。
「働き方改革は手段であって目的ではない。」
「何かのノウハウを使えば出来るというものでもない。」
「目的は「生産性」を上げる事ではないだろうか。」
「特に、ホワイトカラーの生産性改革だ。」
確かに、そのとおり。事務職の残業が減らない。
「人件費が減った分は、社員に賞与や教育費で還元する。」
「目先の利益より社員の生産性向上を重視する。」
「大事なのは、そんな「損失」にも耐える経営者の覚悟だ。」
利益を会社に留保するのではなく、社員に「投資」する。
「生産性は、社員の意識を変えていかないと向上しない。」
「無駄な事を漫然と行っている。」
「それをやめるだけで、30%は残業が減る。」
「慣れたやり方を変える。だから意識改革が必要。」
「働き方改革は、経営者が言うだけでは進まない。」
「改革で生まれた利益を社員に還元する事が大事。」
「やる気を刺激し、改革をさらに動かす。」
「収入だけではない。スキルが上がれば、仕事も楽しくなるから、
さらに意欲が沸く。」
まさに、キャリアを見据えた大局的な見方。
経営者は、肝を据えて取り組んで頂きたい。
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