本質的な質問が人を育てる
「何(what)が大事ですか。」
「それは、なぜ(why)ですか。」
「では、どのように(how)行いますか。」
whatとwhyとhowの質問。
開かれた質問なので、オープン質問と言う。
この問い掛けを受けたら、改めて考えざるを得ない。
果て、自分は何を大事だと思っているのだろうか。
分かっているようで、分かっていない自分を発見する。
分からない事は、明確に口にするが出来ない。
増してや、書くとなったら、なおさら。
この分からない事が分かるようになる事が、
成長の第一歩。
論語にも、次の言葉がある。
「知らざるを知らずとなす是知るなり」
:知らない事は、知らないと自覚すること、
これが本当の知るということである。
答えられなくても、恥ではない。
分からない事を、調べればいいだけの話し。
恥は、分かったふりをする事。
または、調べずにそのままにしておく事。
素直になる事が大事。
オープン質問を、まず自分で自分に問い掛ける。
だが、調べても、分からない事もある。
それが、深い問い掛けであればある程。
しかし、決して無駄ではない。
潜在意識の中で考え続ける事により、ある時、
ハッと気づく事がある。
まさに、「慎独」のなせる技である。
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