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2017年2月13日 (月)

本質的な質問が人を育てる

「何(what)が大事ですか。」
「それは、なぜ(why)ですか。」
「では、どのように(how)行いますか。」

whatとwhyとhowの質問。
開かれた質問なので、オープン質問と言う。

この問い掛けを受けたら、改めて考えざるを得ない。
果て、自分は何を大事だと思っているのだろうか。

分かっているようで、分かっていない自分を発見する。
分からない事は、明確に口にするが出来ない。
増してや、書くとなったら、なおさら。

この分からない事が分かるようになる事が、
成長の第一歩。

論語にも、次の言葉がある。

「知らざるを知らずとなす是知るなり」
:知らない事は、知らないと自覚すること、
  これが本当の知るということである。

答えられなくても、恥ではない。
分からない事を、調べればいいだけの話し。

恥は、分かったふりをする事。
または、調べずにそのままにしておく事。

素直になる事が大事。

オープン質問を、まず自分で自分に問い掛ける。
だが、調べても、分からない事もある。
それが、深い問い掛けであればある程。

しかし、決して無駄ではない。
潜在意識の中で考え続ける事により、ある時、
ハッと気づく事がある。

まさに、「慎独」のなせる技である。

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