目読、心読、体読
平澤興講話選集の第4巻「生き方の知恵」に、
「目読、心読、体読」というキーワードが
掲載されていた。
目で読んで、心で読んで、体で読む。
まず、文字を追う。
次に、行間を味わう。
後に、意味を体得する。
歌舞伎の守破離とも、一脈通じるものを
感じる言葉。
ひとつの情報から、どこまで世界を広げる
事が出来るかが問われる。
若い時は、想像力や発想力が鍛えられる。
中年になると、回想力が鍛えられる。
高齢になると、見通し力が鍛えられる。
将来を考え、過去を振り返り、未来を見通す。
本を読む事を、単なる知識の習得で終わりに
するのは、勿体ない。
得た知識を、どこまで知見にする事が出来るか。
また、更に、どこまで行動のきっかけにする事
が出来るかが、とても大事。
体得して、初めて主体的自律的行動に結び付ける
事が出来る。
多くの気づきを得るために、いろいろなジャンル
の本に目を通し、刺激を受けて行きたい。
今後も、目で、心で、体で感じて行きたい。
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