鎌倉・再探訪
しかし、時間の関係もあり、実際に足を
踏み入れられたのは、鶴岡八幡宮のみ。
でも、少しでも、神社の清楚な雰囲気に触れる
事が出来たのは、よかった。
だが、そのためには工夫も必要だった。
とにかく、修学旅行生で、メインルートは
鎌倉駅からごった返していた。
小町通りは、まるで、原宿の竹下通り並の混雑。
若宮大路も境内の中央部も、高校生が占領。
やむを得ず、脇道を通って迂回し、側面から
本宮へ向かった。
でも、それが幸いした。
雨上がりの木立に囲まれた石道や石階段は、
また違った趣があった。
初めて通った側道もあり、八幡宮のまた違った
顔を味わう事が出来た。
チッチッという鳴き声が聞こえて来たので
振り返ると、何とそこにリスがいた。
人に慣れているのか、近づいても逃げず、
返ってこちらを眺めている様子。
餌をねだっていたのかも知れないが、敢えて無視。
風雨で倒れた大イチョウも、倒木した所から
新たな芽が出て来たと、看板に書かれていた。
悠久の時間の流れを、少しだけ味わう事が出来た。
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