リニア・鉄道館が素晴らしい
先日の名古屋出張時、仕事の合間を縫って、名古屋の
金城ふ頭にあるリニア・鉄道館へ行って来た。
この施設は、JR東海が運営している。
大宮にも鉄道博物館がある。
こちらは、前身が交通博物館で、現在は、公益財団法人
東日本鉄道文化財団が運営している。
当然、展示内容に違いがある。
大宮が鉄道の歴史を取り上げているのに対し、名古屋の方は、
今後の鉄道の将来を語っている部分が多いように思う。
その象徴が、リニア新幹線。
運転席がないのが、いかにも未来志向。
ノーズの流線型が、格好いい。
「時速500kmを体感しませんか。」
5分間の旅との事。
ではと、さっそくリニアのシミュレータに乗車。
乗客は、何と私一人。
ぐんぐん速度が上がって行く。
150km/hを過ぎた頃、車輪走行から浮上走行へ移行。
地上からの振動が、すうと消滅。
現在の新幹線の巡航速度270km/hまで、一気に加速。
そのまま暫く走行した後、あっという間に500km/hへ。
車窓の景色が、飛ぶように過ぎて行く。
途中で反対方向のリニアを擦れ違ったが、全くぶれなし。
映像案内でも、その点を強調していた。
景色は、山間部とトンネルばかり。
実際も、そうなのだろう。
路線の両側は、厚いコンクリートの壁で守られている。
シミュレータとは言え、感無量の体験だった。
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