経典の味わい
事の真理を解いた経典の数々。
中国の古典や日本の古典。
これらを読み解く時に、不思議な感覚になる事がある。
深いところで、言葉が繋がっている。
孫子の兵法、論語、大学、中庸、古事記等
一般的な解釈は、いろいろな本で紹介されている。
しかし、それらを関連づけて味わって行くと、
新たな発見が。
行間を読むと言う世界。
複合して捉えると、現代の戦略論やマネジメント論
さらには、リーダーシップ論や人材育成論に行き着く。
これが、古代から語り継がれて来た経典の神髄。
諭すような短い言葉で、さり気なく語られている。
若い時には、当たり前の事として気づかなかった。
しかし、人生経験を積んで来ると、当たり前の事を
実行し続ける事が、いかに難しいかを痛感。
と同時に、皆と同じ問題で悩んでいる自分に
ほっとする事もある。
今も毎朝、論語、大学、中庸、孝経の一節を
日替わりで素読している。
もう4年越しになる。
少しは、自分も変わる事が出来ただろうか。
今後も、原典と言われる経典を、自分なりに
読み解き、人生の道しるべとして行きたい。
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