消費と投資
お金を使う時に、よく考える事がある。
それが、「購買者」としての行動か、
「経営者」としての行動か。
購買者は、現在の不足を補うために購入する。
コンセプトは、「出来るだけ安く」。
『効率性』を求める。
経営者は、将来を見据えて投資する。
コンセプトは、「出来るだけ価値が出るように」。
『革新性』を求める。
この違いは、意識の差。
その場で観察すると、行動は同じ。
しかし、効果は全く違う。
後に活きるように、意味づけをする。
それだけで、同じお金が生きて来る。
費用は「値切る」が、
投資は「言い値」で買い取る。
「計る」のではなく、「見込む」。
「勘定」ではなく、「見当」。
「現在」ではなく、「未来」。
投資は、リスクを伴う。
何かを取って、何かを捨てる覚悟を伴う。
我々は、日頃から、常に投資的な意思決定を
迫られている。
そこから、何が得られるのが、考えるだけでも
楽しい。
意味のあるお金の使い方を、目指したいものだ。
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