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2017年10月10日 (火)

「実は知らない世界の宗教」読了

久しぶりに、池上彰氏の著作を読んだ。
それが、「知っているようで知らない世界の宗教」。

テレビ朝日で放映された、池上氏のいくつかの
番組内容を再構成し、編集したもの。

一般向けに書かれた本なので、かなり散文的。
故に、厳密さには若干欠けるが、分かり易さは抜群。

知っているつもりの知識が、如何にあやふやなものか
を痛感させられる内容が、いくつもあった。

一番そうかと思った箇所が、日本人の宗教観。
日本人は無宗教だと思っていたが、どうやら違っていた。

「子供が生まれたらお宮参りに神社に行き、結婚式は
教会で行い、お葬式はお寺で」

これが、日本人の普通の姿。
私もその一員で、ふがいないと自虐的に捉えていた。
しかし、どうやらそうでもなさそう。

「仏教も神道も、根本的にはいろいろな考え方があって
いいですよという非常に寛容な宗教です。」

「日本では、違いがあまり区分されることなく、皆が尊い
ものを敬い、大切にするという事でやってきた訳です。」

「仏教にしろ神道にしろ、日本人の生活にしっかりと根を
下ろしています。」

「お守りを切り捨てる事は出来ないでしょう。 それは罰が
当たると思うから。これが宗教の感覚なのです。」

「あまりにも暮らしに根付いて居るので、普段意識していない。
宗教的な行為をごく自然に行っていて、わざわざ宗教と
意識する事がないのです。
そこが、イスラム教やキリスト教と大きく違う所です。」

なるほど、そういう理解でいい訳だ。
納得して、安心した。

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