「勉強の技術」読了
久しぶりに、児玉光雄氏の著作を読んだ。
それが、「勉強の技術」。
単なるノウハウ本ではなく、心理学や脳科学に
裏付けられた深い内容。
児玉氏は、臨床スポーツ心理学者。
能力開発にも造詣が深い。
これまで、心理学や能力開発、キャリア開発の
観点から書かれた、イチロー選手や松井元選手
の言葉や生き方を捉えた本を、熟読させて頂いた。
今回の本は、「技術」とあるように、自分の体験を
ベースに具体的なチェックリスト等を掲載し、
すぐに活用出来るように配慮されていた。
理論から行動のトリガーの紹介まで。
落とし所が、なかなか憎い。
しかし、これらが自ら実行出来るかは別問題。
理解と行動の間には、深い溝がある。
人は分かっていても、なかなか行動出来ない。
自分の慣れ親しんだ行動パターンを変える
には、勇気も必要。
でも、それが進化すると言う事。
書かれてあった内容ズバリではないが、
似たような事を、これまで数々行って来た。
根拠を得て、なるほどと思った事。
さらに工夫すべき点等、これまでの行動を
さらに磨くヒントを得た。
有限の時間をさらに活用して、能力を
開発して行きたい。
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