大人のピタゴラスイッチ
元旦にNHKEテレで放映された「大人のピタゴラスイッチ」の
ビデオを視聴した。
子供向けのピタゴラスイッチは、年間を通して放映。
ビー玉が、いろいろな装置を巡って最後に旗を立てる、
その奇想天外な仕掛けに目が釘付けになる番組。
しかし、大人向けは、年1回だけ。
そう考えると、とても貴重な機会。
2013年から始まり、今年で6年目との事。
とても、おもしろかった。
想像と現実とのギャップに、「驚いた!」の連続。
日常の出来事の、意外な事実を知る知的な楽しさ。
今回のタイトルは、「想像力としかくい穴」。」
Ⅰ 間を飛ばさず考える
① キューブの穴落とし
キューブが四角い穴に落ちない。
緩衝材があると落ちる。
想像では途中を飛ばし勝ち、しかし現実は連続的に起こる。
② 逆立ちコマ
実は、同じ回転方向を保ちながら逆立ちする。
Ⅱ 答えは枠組みの外にある
① 入浴剤を水に入れる
浮きもせず沈みもせず、立つ。
② ハトにフランスパンを与える
面白い事に、パンの輪が首に掛かる。
③ 糸とたま
糸を張ると落ちない&糸を緩めると落ちる。
実は、たまにくの字に穴をあけていた。
Ⅲ 現実と想像は違う
・触れると開く自動ドア、実は赤外線センサー
分かりやすい想像をさせる事で扱い易いものになる。
・バイクのリザーブタンク、実はタンクはひとつだけ
長い管と短い管がある。
リザーブタンクは機能として存在している。
リザーブタンクは想像の中にだけ存在している。
Ⅳ 普段は考えもしない
・ガードレール、実はかなり深く埋まっている。
・切符の精算機のサイズ、実は独立型と同じ大きさ。
・木の合板、実は薄くスライスして貼り合わせている。
現実は、想像の外にある。
最後の「ビーすけと黒玉王子の大脱出」も最高の演出。
これらは、最高の知的エンターテイメントだ。
| 固定リンク
コメント